おすすめ商品 お知らせ フード 栄養学 猫の話

突発性膀胱炎の猫にphコントロール+cltがなぜ効果的なのかを解説

更新日:

スポンサーリンク



Pocket

スポンサードリンク

ペット屋の息子です。

下部尿路疾患、特に突発性膀胱炎の猫に対して有効な猫用のドライフード「pHコントロール+clt」が発売されていました。
その存在をお客様にお聞きしましたが、処方された方は何がどう効果的なのかまでは聞かされていなかったというので自分なりに成分や特長を分析してみました。
ついでに動物病院以外で入手できない理由を問屋から聞いていますので、その事もお話ししましょう。
お役に立つかわかりませんがご興味のある方はお付き合い下さい。

スポンサードリンク

 ロイヤルカナンpHコントロール+cltの有効成分を解説してみた

マルチファンクションシリーズとして発売された「ロイヤルカナンpHコントロール+clt」は従来のPHコントロールシリーズ尿pHを弱酸性に保つように設計されていますが、突発性膀胱炎の原因として考えられるストレスの軽減にも効果が発揮されるような栄養成分を加えている今までにないフードになっているようです。

  • 加水分解ミルクタンパク(加水分解アルファS1トリプシンカゼイン)
  • L-トリプトファン

この2つがストレスにどう効果的なのかを考察してみましょう。

加水分解ミルクタンパクが猫のストレス軽減に効果的な理由

加水分解ミルクタンパクがどうストレスに有効かを詳しく説明できるほどの知識はありませんが、この成分を見てピンときた獣医師の方も多いとは思います。

「分離不安症」などの犬に効果を発揮する「ジルケーン」というサプリメントがありますが、その有効成分である「トリプトシン加水分解牛由来カゼイン」と表示が違いますが同じ成分です。

pHコントロールcltはジルケーンの効果がプラスされたフード

加水分解ミルクタンパクは乳タンパク質のカゼインを加水分解したもので、リラックス効果のあるデカペプチドを生成する材料となります。

哺乳動物の乳児の体内には、母乳成分の乳タンパク(カゼイン)を分解する為の酵素である「トリプシン」が豊富にあります。しかしこの酵素はデンプンの消化能力と引き換えにどんどん減少していきます。
つまりリラックスや安眠効果のある「カゼインデカペプチド」を効率良く生成できなくなるのです。

 L-トリプトファンは幸せホルモン「セロトニン」の生成に欠かせない栄養素

L-トリプトファンについては以前も話した通り

犬猫のストレスや攻撃性軽減のために必要な3つの栄養素と食品とは?

幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の生成に必要な栄養素です。「セロトニン」は分泌量が低下することで攻撃性が強くなることも研究で明らかになっていますから

犬の噛むはしつけで治る?(5)病気が作り出す攻撃性と対策の考察

突発性膀胱炎の原因と考えられるストレスを軽減させるために、ジルケーンに含まれる「トリプトシン加水分解牛由来カゼイン」を補給しようという発想です。

[ad#co-1]

phコントロール+cltが楽天やAmazonの通販サイトで購入出来ない理由

成分の有効性はご理解頂けたと思いますが、この下部尿路疾患に有効性の高いフードは現在購入可能なのは動物病院に限られています。

というのも「マルチファンクションシリーズ」はより機能性に特化した療法食として販売されていますので、獣医師が必要な患畜に処方するという前提で取引されているフードとなっています。

取引も獣医師とメーカーの直接仕入れで申請が必要らしく、入荷個数などにも制限がかけられているとの事でした。大量に仕入れてネット上で販売するという事を防ぐ為の施策だそうです。

ストレス軽減の為の成分が+されている分、製品の価格が高めなのでどうにかして安価で購入したいという方も多いようですが、この手のフードは体調を回復させるためのフードなので状態が回復すればまた切り替える必要も出てきます。やはり診察や検査の結果で処方されるべきなのでしょう。

まとめ

以前から性格と栄養成分には着目していましたから、突発性膀胱炎にもというフードならきっとトリプトファンなどの栄養価をを強化したのかな?とお客様に話したばかりだったので調べて納得できる結果でした。

ですが栄養成分的な話だけなら、従来のpHコントロールとジルケーンをうまく併用しても同様な効果が得られそうな気もします。どの程度与えればいいかはわかりませんが。ただお試しになるならあくまで自己責任でお願い致します。

ロイヤルカナンpHコントロール+cltを猫に与えた結果をブログで報告していた方がいましたが、猫の様子に明らかな変化があったようです。

高額なフードなので手軽に安価で購入できないのは飼い主のストレスになるかもしれませんが、自身の判断で購入し与え続けるかを判断するよりも、獣医師の治療の範囲と割り切ってお任せするのが猫の健康の為には1番です。動物病院との付き合い方を正しいものにするためには良い事ですから。

本日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。

スポンサードリンク

スポンサーリンク



スポンサーリンク



-おすすめ商品, お知らせ, フード, 栄養学, 猫の話

Copyright© ペットショップチロルの息子です , 2018 All Rights Reserved.