プロフィール

ペットショップチロルの息子です。

1976年生まれ清水工業高校出身のアラフォーです。
気が付けば家業であるペットショップでもう20年も仕事をしています。

趣味は旅行と言いたいところですが、職業柄休みも無いので出かける機会がありません。30歳目前の1週間前に意地で本州を出てやろうと無理やり休みを取り1泊で沖縄旅行に行きましたが、超ハードスケジュールで次の日からしばらく仕事が辛かったのを今でも覚えています。

人生ももう半ばを過ぎたのでもう少し余裕のある人生を送りたいと思いつつも実現できない事がもどかしくもありますが、日々退屈だけはしない生活を送っています。

とにかく時間貧乏でやりたいことばかり溜まっていきますが、できない事は諦めて「やりたい事ができないのならやりたいようにやる」というスタンスで仕事でも遊びの延長です。

ここ数年はとにかく料理に凝っていて、仕事終わりに月に2、3度は「食べログ」を駆使し評判の良いお店に出かけては舌で味わい料理のレシピを盗み再現しようと試みています。
もっぱら洋食が多くイタリア食材を買いあさっています。気が付いたらにんにくのみじん切りがかなり上達していました。

最近までシフォンケーキに凝っていて三色に色分けした三毛猫のシフォンケーキなども焼けるようになりました。得意なデザートはクレームブリュレとキャラメルのアイスクリームです。

カレーとコーヒーにはかなりうるさいです。お酒が1滴も飲めないので毎日厳選した豆をフレンチプレスでじっくりと淹れ楽しむのが唯一の贅沢になっています。

とまあそんな僕ですが、思い返せば子供の頃から今まで多くの犬や猫を多くの飼い主の元に送り出し、300頭を超える犬猫のお産に立ち会い、多くの命と触れ合ってきました。

初めて犬を取り上げたのは小学生の時で今も覚えています。当時の複雑な感情は喜びや感動ではなく恐れや尊さだったのかもしれません。
ただその経験がなければきっと今頃違った人生を送っていたでしょう。

僕の一番の不幸はペットショップに生まれてしまった事かもしれません。
物心ついた時からまさに売るほどいた犬に、飼いたいと思う気持ちが湧いてくることはありませんでした。

今になってみればこの仕事に就いた頃の自分は知識や経験は皆無で、生き物と向き合う事の覚悟も足りていなかったと思います。
でも一つだけ理解していました。

自分より後に生まれた犬や猫はいつの間にか自分を追い越し歳をとり生涯を終えてしまうことを。そしてその時に大きな悲しみを残していく事を。

だから僕は知らず知らずのうちに犬や猫と距離を置き、愛情を交わすことをやめました。そのかわりに幸せな生涯に繋がる出逢いを犬や猫に与えたい。今はそう思います。

ペットの犬や猫は自分の望んだ生活を送ることはできません。全てが飼い主にゆだねられています。だからこそ人が愛情をもって、正しい知識と想いをもって接することが必要だと思います。
彼らの幸せが何なのか僕にはその正解は分かりません。ただ健康で長く人と寄り添う事がそうじゃないかと信じています。

でも僕には愛情がありません。多くの人が犬に抱く感情を僕は知らない、知る事ができない。ただ犬を飼育するのに必要な知識と経験を持っていて、人が犬や猫にどんな感情を抱くかを知っています。そしてそこには多くの矛盾や誤解がある事も知っています。

そんな僕にできる事は人と犬猫が共に生きる為のサポートだけです。
このブログはその為に始めました。
ペットショップチロルがそんな人の為のペットショップとして存在することを知ってもらいたいから。

あなたが犬や猫に愛情を与え共に過ごす事を選んだのなら僕達はこの知識と経験をもってその支えになります。

僕にはまだ犬や猫を飼う覚悟やその為の知識や経験が足りません。それは生涯変わることがないでしょう。
ただその覚悟を持って動物と暮らそうという方がいる限り、その生活の支えの為に努力を惜しむことはしません。僕の代わりに僕が関わった犬猫を幸せにしてくれるという方の為にできる事があるのなら。

人が望むことでもなく犬猫が望むことでもなく、両者が共に幸せな時間を過ごすために必要なことを理解してもらえるように。

ペットショップチロル
牧田 亮介

投稿日:2017年2月2日 更新日:

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