おすすめ商品 アレルギー フード 勝手な考察

ロイヤルカナンVSブルーバッファロー!それぞれの特徴と問題点

投稿日:2017年6月13日 更新日:

ペット屋の息子です。

先日からブルーバッファローの取り扱いを始めたので、その報告がてらフードについてちょこっと語ってみようかなと思いました。

前回のハロー同様に、原材料も良質で安全基準も高く成分的にも優れたフードですので、体質や体型の問題や皮膚トラブルなどでお悩みの方には選択肢に加えて頂けるかもしれません。

今回はブルーバッファローの特徴や問題点をロイヤルカナンと比較してみようという話です。ご参考になれば幸いです。

専門店の立場からブルーバッファローを評価してみた

ブルーバッファローが日本に上陸して早2年が経過しました。
取扱店舗も1,200店舗に迫る勢いということですが、メーカーの人間ではありませんので実売状況までは分かりません。ただメディアの露出も増えてきて高評価という事だけは耳にしています。しかも今年に入って療法食の製造販売も始まって、ブリーダー専用規格サイズの大袋も発売されました。
ブリーダーや動物病院が使用するフードというのは販売する面ではありがたい事でもありますし、動物病院での取扱数が半年で3,000店舗を超えたというのは他社製品と比べてもコストパフォーマンスに優れていると見ても良いかもしれません。

ドッグフードのブルーバッファローの療法食の種類

ブルーバッファローの療法食は犬・猫それぞれ3種類ずつが発売されました。本国のアメリカではもう少し多くの種類がありますが、まずは需要の多い種類に絞られたようです。

ブルーバッファローwu

肥満と尿路疾患は密接な関係があり、 下部尿路疾患の原因の多くは、肥満による運動不足や飲水量不足から濃い尿が生産されることで発症率が高くなります。
WU体重&尿路ケア・サポートは「尿路の健康維持」「減量」に配慮されたフードです。もちろんライフソースビッツも配合されています。グレインフリーである点も特徴的です。

ブルーバッファローgi

消化器疾患の犬に合わせて作られた「ブルーバローgi」は従来の製品よりも消化性に優れたタンパク質、炭水化物、脂肪を含む原材料を使用して、必要な栄養価をしっかりと補給できるように設計されています。

クランベリーやケルプにビタミンCやEを多く配合し、健康維持の為に効果を発揮します。またカボチャやチコリの根の繊維が消化管の健康維持をサポートします。

ブルーバッファローhf

皮膚の健康維持に最適なサーモンを主原料に、食物アレルギーの原因となりにくい高消化性の加水分解タンパク質を使用しています。そしてグレインフリーフード。オメガ3脂肪酸も多く含まれていますので皮膚の健全性を保つには最適なフードと言えそうです。
抗酸化作用に優れたケルプやクランベリーも使用されています。

ブルーバッファローのドッグフードblue「ブルー」特長とデメリット

療法食としては他社製品と比較してもユニークで高い品質が獣医師に好印象を与えた様です。
ただ一般食としては他社製品と比較してもコストパフォーマンスが良いとまでは言い難いものがあり、小型犬までのサイズであればまだしも柴やビーグル以上のサイズとなると継続して与えるのは厳しいものがありそうです。

それにブルーバッファローは現時点で日本で購入可能なフードラインアップが少ないのがデメリットとも言えます。

2019年の春にウィルダネスというグレインフリーのブランドが発売されることになりました。

グレインフリードッグフードのおすすめ「ウィルダネス」日本発売決定!

もともとブルーバッファローはアメリカ本国ではかなりの製品数があります。
ウェットフードも発売されていますので種類にして400前後あるようです。

日本市場では「Blue」と「ウィルダネス」のみですがこの様子だと少しづつ増えてくるかもしれませんね。

幼犬・成犬に関しては健康的に問題がない個体には良い結果が出ています。
当店では使用していませんが本店のチロルでは幼犬、飼育犬に与えています。体臭や便臭も少なく消化性の良いフードのようで便の量も少なく状態も良好と聞いています。

健康を維持する点においても原材料や数値的には優れているフードとも言えますから、継続して与えるには申し分ないスペックです。
皮膚トラブルが起きにくいフードと感じるのはブルーバッファローの最大の特徴でもある「ライフソースビッツ」が効果を発揮しているからでしょうか。

ブルーバッファローの特徴はライフソースビッツにあり!

ブルーバッファローの特徴でもある「ライフソースビッツ」はアメリカの獣医師と動物栄養学士が共同開発したフードで、製造時の過熱によって失われるビタミンやミネラルの栄養価を最小減にする為に「コールドプロセス製法」と呼ばれる低温製法で製造されています。

ライフソースビッツの有効性についてはこちらから↓

ブルーバッファローのライフソースビッツを分析!これがBLUEのやり方か!

ブルーバッファローの最大の特徴と言えるライフソースビッツは評価のポイントで、これ無くしてブルーバッファローは語れません。
自然素材の主原料にライフソースビッツが加わってこそ効果を発揮できるフードになっていると言えます。

ただしこれがデメリットにもなっています。

スポンサードリンク

ブルーバッファロー製品の問題点、ライフソースビッツは嗜好性が良くない

ブルーバッファローはハローと同じく人が食べても美味しいと感じるフードです。このことからも原材料の質の良さが伺えます。しかし混入されているライフソースビッツはお世辞にも美味しいと言えません。これは犬にも同様らしく、多くの使用者からライフソースビッツを残すという声を聞いています。これでは本末転倒です。

フードの成分分析表を見てもそれぞれに表記されているわけではないので、ライフソースビッツを含めてのフードということになりますから、ライフソースビッツだけを残してしまう事はフードの設計上問題となります。

オメガ脂肪酸の含有量も表記してある点も好感が持てますが、オメガ3脂肪酸は熱に弱く、植物性では犬が利用しにくいので、もしその点をライフソースビッツが補っているのであれば、皮膚の健全性を保つ上で必要な栄養素が不足し、アレルギーに対する抵抗力を得ることは難しくなります。

ブルーバッファローの持つ最大の特徴は同時に大きなデメリットでもあります。ラフソースビッツを美味しく作ることが出来なければ、継続してブルーバッファローを使用する飼い主は少ないかもしれません。

ブルーバッファローの全額返金保証は嬉しいが手続きは面倒!

ライフソースビッツの嗜好性が低いので全額返金保証がある点は良いのですが、手続きが面倒という点がデメリットでもあります。
一応方法を記載しておきます。

まず店頭で返金手続きに必要な返金請求はがきを貰ってくる必要があります。
そして製品の底面にあるバーコードと購入した際のレシートを切って貼る。
ハガキに必要事項(名前・住所等)を記入する
切手を貼って出す。

という作業が必要です。
そして無事に受理されると購入金額分と切手代の定額小為替証書が返送されてきます。
しかし切手代を返金してくれるなら料金別納郵便にして欲しいですね。

ブルーバッファローと比較したロイヤルカナンの優位性と欠点

ロイヤルカナンとブルーバッファローを比較してみれば原材料へのこだわりの差は感じられるかもしれません。しかしこれを品質の差と考えるのは早計な気もします。
またフードを選択する点で価格というものを考慮しないのであれば、数多くのフードの品質の差を比較して優劣をつける事は可能かもしれませんが、フードを継続して与えるという点で価格は無視できない要因であることは事実です。

ドッグフードとしてのロイヤルカナンの特徴と問題点

グレインフリー至上主義でナチュラルフードがもてはやされる現状において、ロイヤルカナンのコンセプトは一部の愛犬家に敬遠される原因にもなっています。

結果として優れたフードであることが重要であって、原材料や添加物を使用していても安全性にも健康にも問題はないとの主張です。

ロイヤルカナンの特徴は犬猫の為の機能性と多様性

ロイヤルカナンの製品の特長は多くのラインアップそれぞれに原材料や製法があり、改良ではなく開発して作られている「製造」という点でのこだわりが見られます。また多くのドッグフードランキングサイトで酷評される主原料に米が使われている点でも、その独自製法により消化性の優れたタンパク質へと加工されている為、そこまで取沙汰される物ではないと思います。

さらに主原料が肉かどうかも、JAS法に基づく加工食品品質表示基準により、原材料名は使用した原材料を全て重量順に表示するのが原則と定められていますが、ブルーバッファローの使用する骨抜き鶏肉や骨抜きラム肉は水分を含んだ状態の原料です。

ドライフードという性質上、主原料となる水分を含む肉のタンパク質の割合は、製品になってしまえば原材料の段階と大きく変わるでしょう。以前このブログでもそのことについて話しましたし

ドッグフードの原材料表示の落とし穴!主原料が肉か穀物かの判断について

ロイヤルカナンのHPにおいてもはっきりと述べています。

https://www.royalcanin.co.jp/new/faq/?cat=41

ロイヤルカナンの原材料へのこだわりの他メーカーとの違い

酸化防止剤にBHA没食子酸プロピルが使われている点もリスクよりもベネフィットが勝っていますから、その点でフードを比較するのも飼い主の感情からで結果としての判断と思えない部分でもあります。

しかしプラスになる点ではないことは確かです。使用しないで済めばそれに越したことはありません。自然由来の酸化防止剤が味覚に影響を与えるとしてもそれを意に介さない犬であればロイヤルカナンを選択する理由が一つ減るでしょうし、価格という点にこだわらないで済むのであれば、フードの安全性を求めるべきだとも思います。

ロイヤルカナンは穀物や肉という素材の形ではなくそれに含まれている構成要素のタンパク質や糖質などの栄養素に目を向けています。
つまり肉や穀物という分類は言い換えればパッケージのような物であり、いくらデザインが優れていて見た目に鮮やかで美しくとも中身が必要な物かどうかが重要だということです。

それはある意味で原材料へのこだわりでもあります。種類や見た目ではなく、栄養バランスの優れたフードを製造するという点で原材料の持つ栄養価を考え選ばれた原材料なのですから。

原材料が何かよりも、犬にとって吸収しやすく効率よく利用できる栄養かどうか

それにこそ目を向けるべきです。箱や袋に惑わされてはいけません。

しかしここにも一つ問題になる事が隠されています。

ロイヤルカナンの問題点、ドッグフードの原材料とアレルギー

アレルギー疾患やアトピーには原材料の質ではなく種類が関係してきます。

ロイヤルカナンの栄養学のこだわりでは原料が何かよりもその栄養が適切に吸収され利用できるかが重要視されていますが、ことアレルギーに関して言えば原材料の種類も重要です。
事実ドッグフードという製品に加工したとしても食物アレルギーは実際に起こりますし、避けるべき原材料の無い製品を選択する必要があるからです。

ロイヤルカナンのアミノペプチドフォーミュラーという製品ではブルーバッファローのhf同様に、アレルゲンとなるタンパク源を微細なアミノ酸の単位のオリゴペプチドにまで分解していますのでアレルゲンと認識されにくいのです。
つまりここまでの加工処理をしても全ての犬猫において安全なフードは言えません。しかも価格面では数倍となります。

いくら優れたフードでも食べなければ意味がない。

そうしたこだわりがありBHAや没食子酸プロピルを使用しているロイヤルカナンです。食物アレルギーに関しても全ての犬にそうした疾患があるわけではありませんから

いくら優れたフードでも続けられなければ意味がない。

価格が高額になりすぎればそうした問題にも発展するということになります。全ての製品にこのような製法で加工を施せば食物アレルギーの心配は少なくなりますが、1㎏あたり3,000円を超えるフードを続けられる飼い主は少ないでしょう。
体重10㎏の犬であれば1ヶ月約4.8㎏を与える事になりますから、定価で3㎏8,070円のフードで計算すると12,912円です。一般の飼い主が予防として続けられるフードではありません。

製品の価格についての高いか安いかは各フードメーカーの価値としての考え方や対象となるユーザーによっても異なります。
ロイヤルカナンがどうか、ブルーバッファローがどうかという問題ではありませんがロイヤルカナンの

犬にとって吸収しやすく効率よく利用できる栄養かどうか

という考えは事実としても

価格と言う物が存在する商品である以上

原材料が何か

それも重要になってきます。

まとめ

色んなドッグフードを取り扱うようになってそれぞれの製品特徴や栄養面から見ても、ロイヤルカナンと比較すれば個性という点での違いしか見えず優劣を決める事は難しいですね。
ロイヤルカナン信者では断じてありませんが、栄養学を学べば学ぶほどロイヤルカナンの優れた点しか見えてこないのが釈然としません。どこかに弱点が無いのでしょうか。

ブルーバッファローも優れたフードなんでしょうが、いかんせんライフソースビッツを食べてくれない犬がこれだけ多いとおススメしにくいです。
価格面でもロイヤルカナンよりも少々高額なのでコスパは良くありません・・・・

プレミアムフードも数多くありますからきっと「これは!」と思えるものもあると思いますが、なかなか出逢えませんね。いつか探し当てておすすめしたいと思います。

本日もお付き合い頂いてどうもありがとうございます。

-おすすめ商品, アレルギー, フード, 勝手な考察

執筆者:


  1. SK より:

    初めまして。
    ナチュラルフードやグレインフリーが持て囃されていることに納得できず、いろいろと調べていたらこのブログにたどり着きました。
    お伺いしたいのですが、『クプレラ』というフードはご存じでしょうか。ビタミンや乳酸菌、酵素が非加熱で使用されたドライフードなのですが、粒が一種類ではあるものの、ブルーバッファローとコンセプトが似ている部分がある気がしまして、管理人様がもしご存じであれば、オススメと言えるようなフードかどうかを知りたいと思いコメントさせて頂きました。

    • 牧田 亮介 より:

      SK様

      コメントありがとうございます。
      ナチュラルフードもグレインフリーも悪くはないと思いますが、良い加減な情報が多すぎるのと、それを見た人が簡単に信用してしまいすぎるのは問題ですね。
      犬という動物への理解が進まないのも納得できる結果ですが、その責任の一端は私たちにありますからなんとも複雑な心境です・・・

      さて「クプレラ」についてですが、一応存じてはおります。
      ただ使用したことはありませんのでフードとしての良し悪しは判断しかねます。

      一応コンセプトや成分について思うところはありますので、アドバイスというよりは一消費者の個人的な見解としてお読みください。

      コンセプト的にはジウィに近い気がしました。

      や猫の祖先は生きている動物を食べています。つまり捕食によって捕食前まで頂点にいた生態系を取り込んでいるのです。

      祖先の狼は肉食獣として捕食の頂点にいましたから生態系を取り込んでるというのは納得。共感できると思います。
      ただパッケージ内で疑似再現というのは大げさすぎるかなと。
      その点ではグリーントライプなどを原材料に使用しエアドライ製法で製品化しているジウィの方がパフォーマンスは上でしょう。

      原材料の安全性に関しては、加熱していないビタミンや酵素、プロバイオティクスを利用できるように配慮するには必要なことですので最重要な点だと思います。

      野生動物の食生活で得られる栄養素を摂取できるメリットと、有害な細菌を取り込混ざるを得ない野生動物の食事のデメリットを解消できていますので、原材料の安全性が高くなければ製品として成り立ちませんしね。

      クプレラの特徴として、グルテンが入っていないこと、そしてプロバイオティクスと酵素が入っていることがあります。

      この特徴も悪くはないのですが、酵素に関しては摂取する意味が全くありません。
      胃の分泌物である塩酸とヘプシノーゲンによって失活してしまうからです。
      酵素はタンパク質の分解合成のサイクルで必要な分は生成されますから、酵素を活かすというコンセプトはナンセンスです。

      ビタミンに関しては多くのフードメーカーでは栄養損失を考慮して多く添加しているというのですが、それではブルーバッファローのライフソースビッツの意味がなくなってしまいます。
      ワクチンの抗体価の上がり方に差があるのは事実のようですので、やはり天然のビタミンと合成ビタミンでは組成の違いや吸収率に差があるのでしょう。
      種類によって幅はあるようですが、自然の栄養を摂取するのが理想であることは間違いなさそうですね。

      犬の食生活の変化からしてフードへの移行は急激な変化ですから、クプレラのコンセプトと製品の品質は現状のフードの中では犬には良い食事と思えます。

      気になる点は原材料の種類の少なさです。
      これだけ少ないフードは初めて見ましたね。肉類とは別に必須アミノ酸なども原材料に記載されているのですが、何かしらの食材から抽出して配合しているのでしょうか・・・
      聞いてみないとわかりませんね。
      鶏肉としか記載がないのですが副産物まで使用しているなら納得です。内臓は栄養価が高いですからね。

      ただ成分値が一般犬種の健康維持に適正ではない気がしました。

      犬種や飼育環境などの様々な違いがあるとは言え、成犬用の脂肪分の5~6%はいささか低い気がします。
      その分炭水化物量が多いので帳尻があっているのかもしれませんが、タンパク質量もさほど多くないので与える犬種が絞られますね。

      例えばプードルは皮脂の分泌量が他の犬種よりもかなり少ないので脂肪が5%でも良いでしょう。
      ところがタンパク質は30%近く必要ですのでクプレラでは良い結果が得られないかもしれません。

      北方原産の犬では高タンパク高脂肪の方が健康維持には良いでしょうし。

      となると運動量の多い成長期以外のスムースコートの犬種などにおすすめするしかなさそうです。
      被毛にタンパク質が多く使われないと思いますので筋肉量の維持は可能ですし、炭水化物をエネルギーにした方が効率は良いですから。
      イタグレやミニピンなどには最適かもしれません。

      特徴的なフードですので使ってみてどんなものかは気になりますね。非加熱の栄養を使用している分、安全性は高そうなので与えてみるのもいいんじゃないでしょうか。
      これだけ成分値が変われば身体の変化は顕著に表れそうですし、面白いと思います。

      動物はもともと食性に合わせて進化してきました(キリンやコアラがいい例ですが)クプレラを与えるにはそれに合った犬を飼うか、犬の生活もそれに合わせる必要が出てきそうですね。
      ただ価格が高額なので長く続けることも考えると僕ならブルーバッファローを選択しますけどね。

      あとは犬種、年齢、性別、現在のボディコンディションスコアや欠点、疾患等の情報を頂ければもう少し気の利いた返答ができるかもしれません。
      多くの方は体重でサイズを伝えようとしますが、骨量が多く筋肉質でも体重は重くなるので、肥満度の方が正確に診断できます。

      ブログをお読みいただきありがとうございました。
      今後ともよろしくお願い致します。

  2. SK より:

    詳しいご返答くださりありがとうございました。大変勉強になります。ボディコンディションスコアは恐らく3(ペットショップにある、肋骨の部分のさわり心地を再現したロイヤルカナンのPOPみたいなのを触ってみた結果)で、成犬のMシュナウザーです。下部尿路や心臓のリスクなど独特な体質を考えてロイヤルカナンのMシュナウザー用を与えていますが、念のため他のフードで選択肢に入れられるものがないか探していたところでした。

    • 牧田 亮介 より:

      skさんはシュナウザーをお飼いになられているのですね。

      シュナウザーは特質性疾患の多い犬種の1つですからロイヤルカナンの犬種別はベストな選択でしょうね。
      後は体調をよく観察して、内臓機能に異常が出たら獣医師の診察を受けフードの切り替えをするというのが一番でしょう。

      検査結果の数値が一番信用できますから、後は獣医師がどれだけフードに精通しているかです。

      最近はヒルズがフードの研究開発にかなり気合を入れています。
      遺伝子レベルでの変化を確認してフードの開発に相当な費用を投じているようです。

      ようやく病気を食事でコントロールすることの重要性が日本市場にも浸透しつつあるようです。
      外科的処置では改善回復はできることが限られていますからね。

      幸いうちには動物病院がありますし、昨年は若く勉強熱心な獣医師を雇うことが出来たので僕も勉強させてもらってます。
      まだまだ素人に毛が生えたレベルですが、もしお困りなことがあればいつでもご相談ください。
      参考程度に選択肢を増やす程度のアドバイスはできるかもしれません。

      SKさんと愛犬のシュナウザーさん(君?)が末永く幸せに過ごせることを願っています。
      ご拝読ありがとうございました。

  3. ジュリエット より:

    ブルーバッファローのフードって2017年にリコールがありませんでしたか?

    一時は私も此方の商品購入しようかと思った事もありましたがリコールの事を知り購入は辞めました。

    実際は大丈夫なのですか?

    https://petfood.7pot.net/blog/215

    • 牧田 亮介 より:

      ジュリエットさま

      こちらの件に関しても回答させていただきます。
      はっきりしたことは当事者でない限りお話しできませんが、このブログの内容は事実です。

      アメリカで販売しているブルーバッファロー社の「ブルーウィルダネスロッキーマウンテンレシピTMレッドミートディナーウェットフード」に健康被害を引き起こす可能性のある成分が含まれていました。
      ちなみにその成分と考えられるのが牛の甲状腺ホルモンで、天然に存在する成分です。
      本社のHPにもそのことがはっきりと記載されていました。

      問題はこれをどう捉えるかですが、日本で販売する製品ではありませんし、ドライフードの原材料としては使用されていませんから危険はありません。
      ブルーバッファロージャパンの営業にも事実確認してもらいました。

      しかし愛犬に与えるフードを生産している会社として信頼がおけるのかと言えば大丈夫ですと言い難いのも事実です。
      なぜかブルーバッファロー社の製品はリコールが多いので・・・

      会社の犬に対する考え方やフードのコンセプトは素晴らしいのですが、原材料に関しては問題が起こることが多いですね。

      ただ面白いのはネット上で非難されている「4Dミート」と言われる原材料を使用している製品にこうした問題に似た事例が発覚しないことです。
      不衛生極まりない扱いの化学物質がたっぷり含まれた粗悪な原材料よりも、天然の牛の甲状腺ホルモンが犬の健康被害を引き起こすというのはなんだか皮肉な話ですね。

      話がそれましたが、ブルーを選択する必要性が無いのなら購入は控えた方が間違いないでしょうね。
      日本で販売されている製品ですから十分な安全基準は満たされていると思いたいですが、国外の原材料と生産工場で製品化されたものです。今が安全だからと言って今後も安心とは言えません。もっともどの会社の製品にもそれは言えることですけど。

      回答としては不十分かもしれませんがお許しください。

      • ジュリエット より:

        回答ありがとうございます。

        ブルーバッファローの件に関しましてはー承知しました。

        話は変わりますがロイヤルカナンの商品全てに使用されている発がん物質のBHAに関して、メーカー側は微量なので問題無いと言っていますが、実際のところどうなのでしょうかね?

        ご意見をお伺いしたいです。

        • 牧田 亮介 より:

          ジュリエットさま

          いつもご拝読ありがとうございます。

          BHAや没食子酸プロピルは以前にもブログで取り上げましたが、薬理学やエビデンスを持ち出しても危険と感じた物の印象はそうそう変わらないでしょうね。
          正直僕だって与える必要性は皆無だと思いますよ。
          BHAを摂取しても何のプラスにもなりませんしマイナスになる可能性は0ではありません。

          だからと言って頭から否定し拒否するのはいかがなものかとも思います。
          どこかの誰かが発癌性がある危険な薬品と言ったのがネット上で広まっていて、それに拍車をかけるように多くのドッグフードの紹介サイトやランキングサイト、安全性に配慮したフード作りを信条としたメーカーがこぞって叩いていますから無理もないでしょうけど。

          危険だと断定する確かなデータやエピデンスはご覧になりましたか?
          BHAは発癌性があるからそんな化学物質を含んだフードを与えるなと言っている方は、どれだけの実績や権威をお持ちの方なんでしょう?
          顔も名前も知らない方だとしたらどうしてそんなに信用しているのですか?
          と言いたくなります。

          僕個人の意見としたらBHA=「ラットには大量投与したら癌を誘発する物質」です。

          エビデンスは人での安全性は確認されていませんが、発癌性もラットの前胃のみで投与量も1,322mg/kg/日というバカげた数字です。
          しかも54.8 mg/kg/日以下であれば無毒性が確認されています。

          発癌性に関しても直接的な原因となる物質ではなく促進作用という働きが確認されていますし、使用量によっては抗がん作用があることも実験で証明されていますので、他の薬同様に用法用量を守り正しく使うことが出来るかです。

          その考え方は薬理学の基本に沿ったもので、この事実を否定するのなら下痢などの消化管の異常症状に対し抗生物質を使うこともするべきではないという話になります。
          腸内細菌を死滅させてしまうことになるのですから。

          つまりBHAが危険かどうかは存在自体ではなく用法と用量であるのではないでしょうか?

          ロイヤルカナン製品に対しての使用量ですがホームページのお客様相談室では以下のような回答があります。

          EU理事会ならびに日本のペットフード安全法で定める「エトキシキン、BHA、BHTの単独または合計量が150ppm以下」の基準内で使用しています。
          https://www.royalcanin.co.jp/new/faq/?s=BHA&x=0&y=0

          ppmだとわかりにくいのでmg/kg/日に置き換えると0.15mg/kg/日となります。
          おそらく製品によって使用料は異なると思いますが、最大使用量でもこの量ですので危険はほぼ皆無でしょう。

          前にもブログで話していますが、致死量というものは摂取するものには必ず定められています。水や酸素にもあるのですから。
          ロイヤルカナンだって使いたくて使っているわけではありません。そこには必ず理由があります。
          フードの評価をするサイトは数多くありますが、それを知った上で粗悪なフードと断定しているとは思えない発言が多すぎて辟易します。
          顔と名前住所を公表して発言するのならこっちも効く耳を持とうという気になりますけどね。

          ドッグフードは動物の食生活からすれば不自然極まりないですからね。「自然の栄養をそのままに」とか「ナチュラル」をいくら謳ったところで人間が調理した保存食なのです。それを考えればロイヤルカナンのコンセプトや製品に対しての取り組みはとても理にかなっている気がします。

          フードに求めるのは機能と結果です。
          ナチュラルやオーガニックを求めるなら犬を連れて人里離れた山奥へ狩猟に出かけるのが一番ですよ。

          すみません後半は愚痴になりましたがBHAはコストやパフォーマンスからしてベストな選択な気がします。

          一応エビデンスをご確認されたいならURL貼っておきましたのでご覧ください。

          https://academic.oup.com/carcin/article/19/1/207/2365259

          https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S027869159900085X

          もちろん使用していること自体を称賛することではありません。使わずに済むのなら一番です。
          今後の企業努力次第ではその点も改善されるかもしれませんが、それには消費者の意識が変わることや協力姿勢が求められるでしょう。

          結局何が正解なのかは誰にもわかりません。
          ただ言えるのは自信が決断したことに後悔しないために情報収集や勉強を続け、愛犬のために出来ることをおろそかにせず向き合い続けることでしょう。
          あなたが納得しない限りはどんな情報やアドバイスも他人の考えでしかありませんから。

          一応現状ではこれが回答となります。
          もちろん今後の研究結果やBHAに変わる安全性の高い効果的な酸化防止剤などが出てくれば、その時はまた違ったお話になると思います。

          ご拝読ありがとうございました。

  4. しろわんこすまいる より:

    ロイカナは、色んな問題があり……。今ではアンチなフードです。
    何度も異種粒が混ざっており、改善を望むも……。変化なし。
    それも、私だけで5回も。
    犬のフードに、猫のキトン入ってたり。

    何度も問い合わせし、確認しお願いしました。メーカーの対応が気に食わなかったというのが1番です。
    そして、BHTだの没食子酸○○?そのへんの酸化防止剤入っているのも気になります。
    結局今は、コストはかかりますが、BLUEを使っています。
    悩んで、迷って……やっとここにたどり着きました。
    フードジプシーです。

    • 牧田 亮介 より:

      しろわんこすまいるさま

      コメントありがとうございます。

      ロイヤルカナンは製品の研究開発に力を入れ、多くの犬や猫の体に合わせたフード作りをしていますが結果が伴わないのならあなたにとって良いフードでは無かったということですね。

      BHAや没食子酸プロピルなどについては安全が確認できていると言えるのがメーカーの言い分ですし、僕個人も使用量からして犬や猫に問題が起こることはありえないとは思います。

      ただ一つ言えるのはどちらも食べるものではないということです。
      食べるべきでない物を身体に取り入れることはできるなら避けたいというのが本音です。

      ただそうなると薬も同じようなものですから、治療のために用いるのは仕方ないとはいえ有害な菌などを殺す為のものであって身体をよくするというものではありません。

      BHAや没食子酸プロピルを使用したフードを避けたとしても治療のために投薬治療をするのなら同じなんですけどね。
      フードを与えて健康維持と考えるのなら言い方は悪いかもしれませんがBHAや没食子酸プロピルは必要悪という存在でしょう。

      もちろん品質保持の為の添加物はミックストコフェロールなど他にもありますが、ロイヤルカナンからすれば効果・コスト・安全性からベストな選択であり、飼い主の印象が悪くとも製品の品質維持のための決断ということです。

      近年は動物愛護の意識が高まってきていますから、原材料にそういったものが使われていることはマイナス要因ですが、原材料がどうであれフードという製品が犬や猫にとってどういった結果をもたらすかが重要なのでその点では評価できるメーカーです。

      ただ、しろわんこすまいるさんにとっては度々信頼を裏切ることが起きたようですから企業イメージが悪くなっても仕方ありません。

      ロイヤルカナンも今となっては数あるフードブランドの1社にすぎませんから選択肢はまだまだいくらでもありますし、取るに足らない問題でしょうけど。

      犬という動物を健康的に飼育するという点で言えばコストを考えるとBLUEは標準的な位置づけだと思いますよ。

      確かに比較すれば安価なフードは数多くありますが、製品単体で比較すると原材料や製法の点からBlueはかなり優秀なフードです。
      発酵産物も種類が多く使われていてプレバイオティクス的な面ではおそらく業界トップクラス。
      相性の問題等はありますが、ライフソースビッツを食べてくれさえすれば健康維持にはベストな選択な気がします。
      気になるのはリコールが多い点ですね。

      ただこれだけフードブランドがあってBlueだけというのも引っ掛かりますけど。
      ドッグフードの原材料は会社が違ってもそう変わりないと思いますから逆に言えば信頼できる対応をしてくれる会社なのかもしれませんね。

      他のフードも特徴的に面白いものはありますが、栄養学的に疑問に感じることが何かしらあるのと、価格的に継続して与えるのは難しそうな価格の物が多いです。

      そのレベルのフードを与えるならドライフードの欠点を考えてランクを落とし、サプリメントでカスタマイズというのもコスパの面ではおすすめです。

      価格が適正かどうかは人それぞれですから適正な金額は決められません。
      どのメーカーもなんだかんだと値上げ値上げと来ていますから犬の餌と考えると確かに高額すぎる気もします。

      ただ体調を崩すリスクや健康寿命を考えると医療費よりは確実に安いことは確かでしょうから
      良いフードに巡り合えるかどうかで大きく変わるでしょう。
      大切な家族の健康維持が出来るとなればなおさらですね。

      また体調等で心配なことがあったり気になるフードがあればコメントください。
      お力になれるかはわかりませんがご相談に乗れるかもしれません。

      牧田

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

意外と知らない?犬の肥満予防やダイエットの効果は餌の与え方で変わる

ペットショップチロルの息子です。 愛犬の肥満で悩んでいる方に教えたいことがあります。 肥満予防やダイエットを効果的に行うためには フードの変更や運動することも大切ですが ちょっとした工夫をするだけでも …

行って良かった!ペットショップで犬の爪を切るとこんなことがわかります

ペット屋の息子です。 今日は前回の宣言通り爪切りのお話をしましょう。 犬であれば家庭でもそれほどの苦労なく行うことができる爪切りですが、血が出てしまうと厄介ですね。 犬の爪の中には血管が通っていますが …

犬は飼い主に似る?犬との関係性が生む問題点は愛情が原因

ペット屋の息子です。 犬と人が暮らし始めたのは1万年以上も前の事ですが、その頃に比べると犬と人の関係は大きく変わっています。人間と犬との関係は今とは違い、飼育というよりも共生と言った形で成立していまし …

突然の脱毛!犬に起こる原因不明の抜け毛の原因と対策についての考察

ペットショップチロルの息子です。 最近犬の脱毛についてのお悩み相談が多くなってますが 原因という原因が見当たらないことが多いので困っています。 ノミダニやアレルギー、感染症やホルモンバランス ストレス …

犬に穀物を与えるか否か!生物学的進化と栄養学から解説してみた

ペット屋の息子です。 先日カナガンをちょっとディスったのとフードの解説の投稿にコメントを頂きましたので、調子に乗って昨今のグレインフリー至上主義に真っ向から対立してみようと思います。 犬には穀物は必要 …