飼う費用だけで犬猫を迎える里親契約譲渡!サポートプラン「一緒犬命」

あなたにお願いがあります。
私たちが育てた子犬の親になってくれませんか?

もしあなたが迎えた子犬を幸せにするために、健康維持のサポートを私たちに任せていただけるのなら
子犬を買う必要はありません。
一人で悩みを抱える必要もありません。
そのかわり3つのことを約束して下さい。

・清潔な健康管理を
・健康に過ごすための食事を
・適切な病気予防を

犬の生涯は人に比べるとほんのわずかな時間です。
その時間を少しでも長く幸せなものにするには、環境や季節に合わせた身体作りの為の食事を与え、皮膚や被毛や身体の状態を確認し適切な衛生管理を行い伝染病や寄生虫の予防措置を行う必要があります。

サポートプラン「一緒犬命」はただの里親募集制度ではありません。

買うのではなく飼う上で健康を維持するために必要なことを実践していただき、その費用のみでペットをお迎えいただくという全く新しいプランです。
もし適切な管理を怠ればその費用はより多くなり飼い主にも犬にも大きな負担になるでしょう。

だから私たちはあなたと愛犬の生活のために知識と経験と技術をもってその負担を減らします。

サポートプラン「一緒犬命」
ペットショップチロルが行う世界で唯一のペットライフサポートです。

サポートプラン「一緒犬命」を始めた理由

私たちは知っています。
犬がどんなに弱くはかない動物かということを。

犬の寿命は人のわずか1/5にしかすぎません。
そして犬種の特徴は致命的な欠点になることがあります。

自然界では、目立つ、弱いなどの理由から自然淘汰されてしまう、色を含めた外見的な特徴を持った犬を保護し繁殖して増やしたことで、遺伝性疾患のリスクを持った犬種も数多くいます。

犬は他の動物以上に遺伝疾患のリスクが高い動物なのです。

全ての動物は生きている限り必ず病気やケガをします。
だからこそリスクを少なくするための理解と予防のケアをするべきです。

料理をしない動物である犬の健康を、人が作った保存食をただ与えるだけで守れるのでしょうか?
病気やケガをしても病院に行くという習慣のない犬が、動物病院で治療を受けることを望むでしょうか?

治療では原因を取り除くことしかできません。治すのは食事から得る栄養です。
動物の体は食べたもので作られているのです。

動物病院では疾患に合わせたドッグフードを販売していますが
それは食事で体調を改善できることの証明です。
食事で病気やケガで弱った体の機能を取り戻せるのなら、病気やケガの予防のための栄養管理をすることが出来るはずです。

また調子が悪いと思ったら来てくださいね。

動物病院でそう言われた経験がある人もいるでしょう。
でも飼い主も犬も病気やケガをすることを望んではいません。

だからこそ予防や健康維持に努めるべきなのです。

本来動物は飼い主がいなくとも生きていくことが出来ます。
しかし犬は人と共に生きることを選び種として多様性を得た動物です。
人の社会で暮らしていくには助けが必要なペットなのです。

だからもっと知るべきことがありもっとしてあげられることがあるはずです。

人は人生で多くの人と関り生きていきます。
共に暮らす犬も同じように多くの人に関わっていくでしょう。

だから私たちはあなたとその家族である犬が長く幸せな時間を過ごせるように、知識と経験と技術と愛情で支えていきたいと思っています。

サポートプラン「一緒犬命」の目的

健全な素質を持った犬猫を家族に迎え、健全な飼育環境のもと適切な病気予防の為の管理を行うことで、人とペットとの幸せな関係を築くことの大切さを理解して頂くための試みです。

主な目的としては

  1. 犬猫の健康寿命を延ばす
  2. 犬猫の飼育・しつけの知識や経験の共有
  3. 犬猫の為の健全な飼育環境とその為の費用を理解して頂く
  4. 犬猫の飼育放棄を防止する

以上の4つです。

1、犬猫の健康寿命を延ばす

毎月のトリミングや栄養管理・寄生虫・病気予防などを欠かさず行う事で、健康状態の維持管理はより安心できるものになります。

犬猫にとってのトリミングとは?

犬や猫にとってのトリミングは人間で言うところの床屋や美容院と同じではありません。ペットショップチロルでは健康の為の機能維持や回復に必要な処置と考えて実施しています。

犬種や猫種によっては被毛が伸びない個体もいますが、それでも栄養管理が適切かどうかの確認や、現在の健康状態がどういう物かを確認する必要があります。

日々生きていく上で必要なことを飼い主に頼っているペットでは知識や経験が不足していますし、食事の選択肢も与えられていません。摂取した栄養がどのように身体に影響を及ぼしているかの確認などは必要です。

また飼育環境によっては体調を崩す事があります。

犬の足は硬い床で生活することに向いていません。滑りやすい環境での生活では体の歪みや姿勢に大きな影響が出ます。

それが原因で体調を崩すこともありますから、その確認や原因の排除、特に足裏の毛を伸ばしたままにしない事や、爪をこまめに切ることが重要です。

犬猫にとっての正しい食事とは?

犬や猫の栄養管理は人間とは全く異なります。

犬猫にとって理想的な食事は生きている動物を全て食べつくす事です。

現在のドッグフードは非常に優れた栄養バランスを再現していますが、それはあくまで代案でしかありません。ドライフードやウェットフードなどは調理された加工食品であり保存食なのです。

数万年前から現在まで、動物たちは自然に生きる動植物を食べ生きています。
料理という習慣のない動物の健康を、加熱加工したペットフードだけを毎日決まった量与え維持することはとても難しいことだと思いませんか?

手作り食にしても調理している時点で失われる栄養価も多くありますし、犬と人間では必要な栄養素は共通している物ばかりですが、そのバランスや摂取量は人間とは大きく変わります。ミネラル成分はほぼ確実に不足します。

犬猫の為の栄養学を理解し、必要な食材を調達することはとても難しいでしょう。個体の健康状態を判断する為の知識も必要ですし、季節や環境などに合わせ内容や量を変更する必要もあります。

また野生に生きる捕食動物と違い、犬猫は草食動物の胃や腸を食べる機会がありません。
草食動物の胃腸に住む腸内細菌は、草や植物からタンパク質やビタミンを合成し、頑強な骨やたくましい筋肉を作り出す栄養を作り出します。
肉食動物はその恩恵を受けているため健康で過ごせているのです。

犬や猫は飼い主に管理されることで定期的なバランスの良い食事を提供され、治療を受けることが出来る環境を手に入れ、その結果寿命を延ばすことが出来ました。しかし健康を損なったまま生きながらえる犬や猫も増えたことは事実です。

アトピーやアレルギーなどの一番の要因は食生活が変化したことでしょう。

正しい栄養管理とは、そうした食事がどのように身体に影響を及ぼしたかを確認し、修正しながら改善を繰り返して行っていく作業です。良いフードや食事とは結果でのみ判断されるものです。

寄生虫や感染症の予防措置

体内外の寄生虫予防と適切なワクチンプログラムを実施いたします。

日本の動物病院では通年を通したフィラリア予防を行うことはまずしていませんが、冬季に感染のリスクはないと実施しないのであれば再開時の血液検査は不要なはずです。

チロルでは感染のリスクを0にするために実施していますので血液検査等は行っていません。

ワクチン接種については8種混合ワクチンをお勧めしていますが、犬種や環境等で変更することもあります。

2、犬猫の飼育・しつけの知識や経験の共有

犬や猫は飼育下にあれば性格は大きく変わります。生きる為に必要なことのほとんどを飼い主に依存することになるからです。

特に単独飼育では同種から何かを学ぶ機会は極端に少なく、生活習慣や言葉は飼い主から影響を受けることになります。犬が犬であることを忘れるには十分な環境です。

そうして育った犬ではトリミングで事故の起こるリスクは増し、動物病院などでの治療がストレスになることがあります。犬にとっても飼い主にとってもけして良いと言える事ではありません。

そうした犬にしない為にも、問題行動を未然に防いだりする為にもしつけや飼育を学ぶ必要があるはずです。犬や猫の飼育状況や問題などのお話はスタッフや獣医師にも学習の機会になります。

譲渡した犬や猫は生き物である以上、それぞれに個性を持っています。全てがお互いにとって初めての体験ですから、どんな飼い主がどんな環境でどんなふうに飼育するとどんな成長をするかは貴重な情報です。その経験から犬や猫とのより良い関係性を作る事ができるのです。

3、犬や猫を飼育する上で必要な費用や負担を知る機会になる

犬や猫を飼育するにはある程度の時間や費用の負担があります。

食事や衛生管理、病気の予防などを怠れば健康を損なうことになり、お互いにとってより大きな負担になるでしょう。それを防ぐ為には時間と費用が掛かることは避けられません。

その費用や負担は犬では種類によって大きく変わりますし、飼い主と犬の対応があっているかどうかも重要です。

犬猫の健康を維持する為にどの程度の費用や負担がかかるかや、種類の違いでの飼育の難易度の違いを事前に知ることで、飼育が可能かどうかを判断することができます。

4、犬猫の飼育放棄を防ぐ

毎年何万頭という数の犬や猫が遺棄されていますが、その理由の多くは金銭的な問題や病気の問題です。

  • 犬や猫を飼う上での費用が掛かり過ぎる。
  • 病気になって治療費が払えない。

生体を販売する側にも問題はありますが一度迎え入れるという決断をしたらその責任は飼い主にあります。

健康を損なってからそれを取り戻そうというには相当な時間と費用が掛かります。予防の為の健康管理を心掛け、ペットとの幸せな時間をお過ごし下さい。

 サポートプラン「一緒犬命」の内容と契約期間について

サポートプランでは店頭で販売しているお引渡し可能時期の生後49日以降の全ての犬や猫が対象です。

契約年数期間中は毎月の

トリミングの実施
フード(猫の場合は猫砂も)購入
フィラリア予防措置の実施

年間1度の

混合ワクチン接種
狂犬病ワクチン接種

を実施していただきます。

支払い金額と契約期間について

子犬子猫を譲渡する際には2年もしくは3年分のフードとトリミングの費用の支払いをしていただきます。
契約期間は5年契約でお願いしていますが、当店繁殖の子犬・子猫は初回2年契約が必要で、その後は1年ごとの更新を3回での計5年契約です。
他のブリーダー等から仕入れた子犬・子猫での契約は初回3年契約で、その後1年ごとの更新を3回での計5年契約です。

現在は途中解約も可能ですが1年経過する毎に販売予定金額の20%を免除していきますので、1年で契約解除となれば生体代金の80%を、2年では60%となります。

契約期間5年経過時点で生体代金の支払い義務がなくなり契約も終了となります。

契約終了後は一切の拘束はありませんが更新頂ければ幸いです。
その際には割引や特典等もご用意しています。

サポートプラン「一緒犬命」の契約代金のお支払いについて

毎月の引き落としなどには対応していません。

現金以外ではクレジットカードでのお支払いも可能です。
分割払いやリボ払いもお引き受けします。

ただ現金以外の支払いの際には手数料として8%頂戴いたします。

犬や猫と正しく暮らすためのペットショップを目指して

子犬や子猫を多く展示し、より高額でより早く販売する。成長した犬や猫は価格が下がっていく。

現在の日本では生体販売を行うペットショップとはそんなお店になっています。しかし本来ペットショップはそうではないはずです。

末永く健康で過ごせるために健全な素質を持った犬猫を大切に管理してくれる飼い主に譲渡し、それをきっかけに動物と人とが健全に幸せに生活する事ができる為の支えであることがペットショップの正しい在り方だと思います。

しかし残念ながらそういったペットショップは日本にはほとんどありません。

犬や猫を取り巻く環境を欧米と比べ避難する方もいますがその気持ちもわかります。ペットショップでの生体販売が犬猫の遺棄頭数を増やす要因の一つであることも事実です。

それを改善する為に私たちはこのサポートプラン「一緒犬命」という制度を始めました。
このサポートプラン「一緒犬命」を通じより多くの方に、犬や猫と生活することの難しさや楽しさ、大切さを実感してもらいたいと思います。

ここで産まれた子犬や子猫たちはもう分かっています。
あなたが迎えにくることを、優しく抱いてあたたかな温もりと愛情を注いでくれる素晴らしい飼い主だということを。

だから私たちは大切に育てた子供たちを安心してお任せできるし、その生涯を幸せにするためにできる限りのことをお約束しましよう。
飼い主になるために資格は要りませんが自覚は要ります。あなたが覚悟をもって命を迎え入れるなら私たちは全力でそれに応えます。

どうかペットとの幸せな生活のためにご協力させてください。

あなたのご来店をスタッフ一同、心からお待ちしています。

ペットショップチロル
牧田

投稿日:2017年9月19日 更新日:

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