ペットショップチロルの息子です。
お願いがあります。
あなたの犬の健康状態を私たちに教えてくれませんか?
毎日を多くの犬と過ごす私たちは
犬の健康を維持することの難しさをよく知っています。
しかし犬たちは自ら病院で治療を受けようという意志もなく
体の不調を訴える言葉もありません。
飼い主がそれを知ろうとしない限りは
彼らが本当に健康なのかを知ることはできないのです。
というわけで今日は健康診断がどれだけ犬にとって大事なことかを
しっかりとお伝えできるような話をしたいと思います。
犬に健康診断は必要だという重要な3つの理由
平日の仕事帰り、帰宅したら犬が倒れていたらどうしますか?
そんなことが現実に起こることを私たちは知っていますし
その後の処置で命を救うことが出来なかった悔しさも
身をもって知っています。
多くの動物と日々接するということは
多くの別れを経験することでもあるのです。
その経験からあなたに後悔をさせないための話をしたいと思います。
犬は病気や体調不良になっても痛みや辛さを話してくれない
犬は話してくれません。
自分の身に何が起こったのかを知らないまま
その生涯を終える犬もいるのです。
言葉を話すこともできず辛い痛みを隠してそばにいる犬も
世の中には多くいるでしょう。
それをあなたが知ろうとしない限りは
気づいてあげられることはできないのです。
犬には治療が負担になることがある
犬には治療が負担になることがあります。
人と接する機会が少なく飼い主との信頼関係が深いほど
治療行為はストレスの原因になるでしょう。
犬には問診もできませんから、原因を知るのには飼い主の話と
検査を行うしかありません。
しかし緊急時にはその時間も惜しいのです。
費用だって無駄にしかなりません。
犬の寿命は短く体の変化は早い!
犬の一生はとても短いものです。
人と比べればわずか1/6程度しかありません。
体の衰えも人よりもはるかに早く
正常に保つための機能はどんどんと失われていきます。
つまり病気の進行や体調不良の悪化はあっという間に進んでいくのです。
もしあなたがその生涯を共に幸せに過ごすことを望むなら
負担になる治療をせずに済むために
犬の健康状態を知っておくことは何よりも大切なことです。
そのためには日頃から栄養管理のアドバイスを受けるために
皮膚や被毛の健康な状態を保つために
健康を考えたトリミングを行うサロンに通うことや
定期的な健康診断を行うことをあなたの愛犬に約束してください。
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犬の健康診断の費用や特典について
もちろんそのことをあなたにお願いするのですから
こちらも特別なオファーをしなければなりません。
当病院に来られないご遠方の方には先に
申し訳ありませんと謝っておく必要がありそうです。
チロル動物病院の犬の健康診断の項目
スタンダードプラン検査内容
- 問診
- 身体検査
- 血液検査(血球検査・生化学検査)
- レントゲン(胸部)検査2枚w
- 腹部エコー検査
チロル動物病院の犬の健康診断の費用
健康診断は1日1組限定ですが10,000円(税別)で行っています。
通常の検査費用からすれば
レントゲン検査だけで10,000円を超えていますが
さらに当店ではショップやサロン併設の強みを生かして
検査費用分の割引を行い実質0円とさせていただいています。
犬の健康診断実施の方への特別割引
健康診断が良くも悪くも健康を維持するためには
栄養管理や衛生管理はとても大切です。
結果を見ることで続けることや改善することが必ずありますから
その点で当店から特典をご用意させていただきます。
フィラリア・ノミダニ予防薬の購入割引
毎月のご購入でもまとめ買い価格同様に10%の割引とさせていただきます。
対象の予防薬は下記のいずれかになります。
- イベルメック
- レボリューション
- ネクスガード
- シンパリカ
- フィプロスポット
健康診断の結果に合わせた健康管理のためのトリミングの提案と割引
皮膚や被毛には内臓機能の状態がどんなものかの結果が現れますが
血液検査の結果も合わせればトリマーの判断に加え
皮膚状態の改善や維持に必要なケアが見えてきます。
健康診断の結果に合わせた最適なトリミングのご提案を致しますが
日々変化する健康状態の判断や衛生管理のために
月に1度のトリミングをおすすめします。
健康診断を実施された方にはトリミングの際にお選び頂ける
下記のオプションを無料にさせていただきます。
- マイクロナノバブルシャワー(300円)
- 炭酸泉シャワー(500円)
- ファーメイクトリートメント(500円)
ファーメイクトリートメントは上記の2つとの組み合わせが可能ですので
毎月ご利用いただければそれだけで12,000円もお得になります。
健康診断の結果に合わせた栄養管理のためのフードの割引
健康診断の結果に合わせた最適なフードをご提案致します。
その購入費用の10%を1年間割引致します。
体重が多い犬になればフードの量も増え価格も高額になります。
年間の費用を考えれば検査費用以上にお得になることもあるでしょう。
愛犬との幸せな時間を過ごすために
日々犬と共に過ごすと色んな事がわかったような気になりますが
本当に犬が健康かどうかは確かめない限りわかりません。
身体の異常や病気はすぐに目に見えないことが多く
ほんの少しの油断で取り返しのつかない結果と後悔を産むことになります。
犬の健康を維持するためには予防は大切なことです。
ペットショップチロルでは飼い主と犬との幸せな生活を守るために
出来る限りのサポートをさせていただきたいと考えています。
そのためには多くの飼い主さまと愛犬に
多くのことを教えていただかなければなりません。
今まで知らなかったことを知り
出来なかったことを出来るようになるために
愛犬との生活のためにも
私たちのお店を育てるためにも
どうかご協力をお願い致します。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
私は以前早期発見、早期治療が大事だと思い5歳ごろから人間で言う人間ドッグのような検査を犬にさせてきましたが、下記リンク先の記事を読み考えさせられ犬にとっては検査は相当なストレスになようで我が家の犬は検査をしてから一週間後、検査に行くわけではないが別の用事で連れ出そうとしたときに検査に行った時と同じような時間帯と連れていった人間が同じというだけで凄い震えており伏せの状態で微動だに動こうとしない姿を目にし、これは先週の検査が相当怖かったのだなと思い、リンク先の先生のような考えでいったほうが良いのかと思い検査をしても血液検査まででレントゲンやエコー等の体を保持する時間が長い検査は行うのを止めてきましたが、やはりレントゲンやエコーまで検査したほうが良いのですかね?
又、このリンク先の先生の考えはどう思いますか?
http://p.booklog.jp/book/56892/chapter/94719
ジュリエットさま
多くの投稿に目を通し、その内容についてしっかりと考えていただいていることをありがたく思います。
検査自体が負担になり体調を崩すのであれば本末転倒ですので、負担にならないように配慮してあげることは必要かと思います。
レントゲンやエコーの場合、何かしらの症状が出ている疾患に対して有効なことが多い検査でもありますので、気になることが無ければ必要性は低いかと思います。
リンク先の先生の考え方もわかりますが、やはりそれは他人の考えですし、対象が生き物である以上必ず正しいと言えることではありません。
動物病院は医療機関ですので、仕事というよりは病気を治療することが第一になります。
ただ動物が対象となりますので、獣医師は感情論ではなく、動物の現在の健康状態を把握し適切な処置を行うことが求められます。
その行為を行うかどうかは動物の意志や感情ではなく飼い主の判断です。
人の社会で暮らす犬をはじめとする動物は全て飼い主の保護下にあります。
意志や感情があろうとも子供の様に成長して自立することはありません。そんな立場のペットに対しての考えは人それぞれであって決して正解は決められるものではないでしょう。
唯一言えることがあるとすれば、常に飼い主が愛情をもって考え抜いて出した結論に間違いはないということです。
犬も猫も人間も、元気に楽しく長生きする秘訣のひとつ、それは定期検診を受けないことだ。
そう断言していますがそれは一つの考え方であって正しい意見ではありません。
あくまでこの先生がそう思うという話です。
あらゆる初期症状に対して生活の質が落ちていないのであればという限定条件を付けていますが、確かに数値や症状は疑いであって生活に支障がなければ問題はないと僕も思います。
医者が病気だと断定する材料であって患者の自覚とは違いますから。だから犬に自覚がなくとも飼い主がそれを信じれば治療が始まり病気として扱われることになります。
その結果ストレスを与えることになる。だったらそんな結果を知ろうとしなければいい。
という話でしょう。納得できる部分は確かにあります。
あなたもその考えに共感できる部分はあれど疑問に思うことはあるから悩み、別の人間に意見を求めているのでしょう。
しかしまたここで僕の意見を聞けば悩むことになるかもしれません。
一応回答をお求めになっているのでお答えしますが、もしまた悩みが深くなると思うのなら読まなくてもいいと思います。
僕個人の意見としても似たところはあります。
そもそも動物は自己治癒力に優れていて病気やけがは自分で治すものです。自ら治療を受けようとは思うことはなく、そのすべもありません。
獣医という人間の手を借り治療を受けることは飼育下の動物以外にあり得ないのです。
ハッキリ言ってしまえば治療行為をストレスとして感じることは当然です。
だから僕は治療を行うことをおすすめしていません。そのために適切な栄養管理と衛生管理に勤めるのが動物のためであり飼い主の行う義務だと考えています。
ペットショップチロルはそのためのショップであり病院です。
トリミングは健康の維持回復のために行うことはもちろんですが、しつけという点でも必要なことだと思います。
猫では難しいこともありますが、犬であれば有意義な社会化期を過ごし多くの動物や人とふれあいコミュニケーションをとれるようにしておくべきだと思っています。
そのためにもペットショップを積極的に利用するべきでしょう。もちろん多くの人や動物と過ごせる環境であればその限りではありません。動物病院でも訓練士のフィールドでも構いません。多くの施設を利用し社交的な犬にするために努力することが大切です。
以前ブログでも話したようにかわいいやかわいそうが犬をダメにするケースは良く見られます。本当に犬を想うのであれば犬自身に経験させ学習する機会を与え、困難を克服することを教えるべきなのです。
もともと動物は飼い主を必要としません。飼い主がいなくとも困らないようにすることがしつけの目的でもあるのです。
それが出来れば動物病院の獣医ともコミュニケーションが取れるようになりストレスと感じることも少なくなるでしょう。
そうした前提があれば健康診断を受けさせることに抵抗がなくなり犬の状態をきちんと把握した上でどうするかを決めることが出来ます。
状態が良くとも悪くともそれを理解できるのは飼い主だけですから。
いずれにしてもそうした準備は常にしておくべきです。
とは言えあなたの愛犬はすでに7歳で健診を受けることに恐怖を感じている状況です。
そんな状態であれば健診を受けることが良いことであありませんし、その結果病気の兆候や明らかな異常が見つかれば治療をすることになるでしょうから、その心労は彼には筆舌に尽くし難いことでしょう。
今から慣らすことは種類、年齢からしても無理があると思います。診察を受けることも難しいようですから、健康な状態をよく覚えておき体温や脈拍呼吸数などの変化を見逃さないことです。どんな風に体調が変化するかを確認しながらそれに合わせた栄養管理を行うことが最善の方法です。もしどんなに体調が悪くなっても治療をしなければならないということはありませんし、治療ができる状況や方法と思っているからの選択肢でもあります。
本来動物は病気やケガや老いで寿命が尽きようとする時まで寝て食べて生きることをただ続けていくだけです。命が果てればそれを食べて糧にする動物に命のバトンを繋いでいくだけです。
そのことわりから外れた人間のルールにまでペットとは言え動物たちを付き合わせなければならないことはありません。
どう考えどう向き合うかは全て飼い主のあなたが決めることで決めていいことです。物言わぬ動物が相手ですから結局は迷いは消えることはありません。
だからいつまででも悩み続けて下さい。それはあなたが愛犬を想う気持ちそのものです。これが正解と決めつけることはけしてせずに、最後まで向き合って愛情を与え悩み抜いてください。
いつか訪れる最後の時を後悔しないように。
ご意見読ましていただきました。
改めてじっくり考えてみます。
有難うございました。