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やっぱり食事が大切!ドッグフードと犬の寿命と病気の関係が明らかに⁈

投稿日:2018年12月20日 更新日:

ペットショップチロルの息子です。

某保険会社さんが腸内フローラを調べているのですが
与えるドッグフードでかなりの違いがあるそうですよ。

そうなると寿命にも当然影響があるっていうのは
説明するまでもないと思いますが
どんなドッグフードが良いかはやっぱり気になりますよね。

というわけで今回はドッグフードと寿命と腸内環境の話です。

ドッグフードの金額と犬の腸内環境の良し悪しは比例する!

犬の食生活を考えればわかることですが
ズバリ言ってしまうと

高額なフードを与えている方が腸内環境が良い!

というのは事実なようです。

とは言っても高ければ高い方が良いというわけではありません。
ペット保険のパイオニアであるA損保さんのお話では

1Kg単価が1,000円以上のドッグフードは結果が良い。

という話。

契約者数が60万件以上の大手なのでかなりの数の結果から
どこのどのフードがどうというのはおおよそわかっているとは思いますが
当然ズバッと言ってしまうわけにはいかないので
口外できるのはこんなところです。

犬の寿命は腸内環境の良し悪しで変わる!

もしかしたら

「それがいったいどうしたの?」

という方もいるかもしれませんが
腸内環境が良いということは長寿とも言えますからね。

あなたの犬が何年生きてきたのかという年齢よりも
あなたの犬があと何年生きるのかという寿命の方が大事でしょう。

食べた物を消化吸収する器官が健康でなければ
栄養は吸収できませんから当然寿命は短くなります。

もちろん各臓器の機能に問題があれば
それはそれで寿命に影響しますけどね。

ただ臓器だって食事で摂取した栄養で作られていますし
エネルギーが無ければ動くことは出来ません。
車にとってのガソリン以上に栄養は重要です。

車ならガス欠なら動かなくなるだけで済みますが
動物は栄養摂取が出来なければ死んでしまいます。

飼育下の動物なら定期的な栄養摂取は約束されたようなものですが
消化管の健康状態が悪ければ栄養吸収は効率が悪くなります。
しかも無駄になった栄養分は消えてなくなりませんから
排泄にもエネルギーを使うのでかなりのロスですよ。

ドッグフードは消化吸収率で選べ!どれだけ重要か詳細に解説してみた

犬の腸内環境と病気のリスクは比例する!

ここまで言ってもいまいちピンと来ない方もいるかもしれませんが
じゃあなんでA損保さんが腸内フローラの検査をしているかって話です。

つまり腸内環境が悪いと病気の確立が高くなるということなのです。

ペット保険会社的には病気の犬や猫が増えすぎると困りますよね。
治療にかかる費用は医療技術の進歩とともにドンドン高額になってますから
飼い主からいただいた保険料以上に保障しなければならない金額が増えれば
ペット保険会社は倒産してしまいます。

だから理想は予防に特化した保険会社なんですよね。

そもそも犬は動物の中でも断トツに病気になる確率が高い生き物です。
人間が選択交配して増やした動物ですから
ほとんどの犬種に特有の遺伝性疾患がセットになっています。

犬種を保護しながら繁殖していけば医療技術や栄養管理で
維持していくしかないんでしょうね。

この先のことを考えれば保険会社としては
契約者を増やさないわけにはいかないが病気をさせるわけにはいかない
ということが課題になってくるでしょう。

病気は見えないところでも進行していきますから
こうした検査を契約者の飼い犬に積極的に行い
腸内環境が良くない結果が出た犬に対して
病気かどうかの検査を受けさせようという試みなのです。
そしてこの試みの結果次第では面白いことをしてくるでしょう。

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犬の腸内環境の良し悪しでペット保険の金額も変わる⁈

あくまで僕の予想ですが
A損保の保険料は腸内環境の良し悪しで変わるかもしれません。

そんなことにはならないという方もいるかもしれませんが
A損保ならやりかねません。

そうでなければここまで積極的に検査を行わないと思いますし
損害率がかなり高い会社なので契約者数が多いだけに
一人当たりの請求金額が少しでも下がればかなりの利益が産まれます。

それに保険料の区分も犬種と年齢になっているのは
ペット保険会社の中でもおそらくA損保だけではないでしょうか。
他の保険会社は犬種ではなくサイズ(体重)です。

犬種によって病気のリスクが変わるからそうしてるのでしょうから
腸内環境によって病気のリスクが変わることが明らかになれば
そう遠くない将来きっと腸内環境が健康指標になる日が来ます。

そうなれば以前話したどうぶつトクホも実現できそうです。

犬の健康指標が腸内環境になればフードの品質の基準も変わるかも

フードの品質の基準も変わる可能性はありますね。
あくまで一般消費者の意識の中での話ですが。

栄養学的に言えば

犬にはグレインフリーが良い

というのは確かな事実ではありません。

過剰なタンパク質の摂取は腸内環境を悪化させますから
炭水化物は腸内細菌に必要な栄養でもあります。

とりあえずパッケージに記載されている原材料だけを取り合げて
粗悪だ良質だと決めつけているアホなサイトが無くなる可能性が
ほんの少しでも増えるなら嬉しい限りですね。

犬の健康指標が腸内環境になればペットフードの品質はもっと向上する

この先検査が容易になり当たり前になっていけば
A損保が公表せずとも飼い主にはわかる事実ですし
SNSなんかで情報を流す方もいるでしょうから
今後のフード会社の動向は楽しみになってきますね。

どうぶつトクホが実現するかどうかは置いといても
確かな結果を得ることが出来る真に良質なフードが作られるようになり
健康のためのフードブランド以外が淘汰されるようになることを願っています。

犬の健康のために腸内環境の健康維持を心がけましょう!

犬の腸内環境と健康状態や寿命については
このブログでも何度も話していますし
自家繁殖の犬にそうしたケアをしながら
譲渡やサポートをしている僕からすれば
そんなことは当たり前の事実でしかありませんが
証明できるすべがありませんでしたから
話を聞いた時にはとっても晴れやかな気分になりました。

いつも言っていることですが
ドッグフードは加熱加工した保存食ですからね。
開発されてから現在までのわずかな時間で
かなりの進化を遂げてはいますが
その事実は過去も現在も変わっていません。

ドッグフードのデメリット!犬にとって理想の食事と言えない4つの理由

料理という習慣のない動物の健康維持を望むには
まだまだ完ぺきとは言い難いでしょうね。
だから次世代ドッグフードなんかを妄想してしまうのです。

犬にとっての理想の食事を再現したドッグフードを作ったらこんな感じ?

子孫繁栄を人の手に委ねてきた犬の腸内環境は
食物連鎖に組み込まれた野生動物には及ばないのでしょう。

犬猫の下痢や嘔吐が多いのは腸内細菌が育たない食生活が原因だった。

まだまだペットフードは未完成です。
この先の進化が期待できる分楽しみでもあります。

A損保の動向が業界の未来のカギを握っているのかもしれません。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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