新年あけましておめでとうございます。
ペットショップチロルの息子です。
年末年始は色々と忙しく
ブログの更新をさぼっていましたが
ようやく重い腰をあげました。
とりあえず2019年の初回投稿は
この時期に多い犬のフケ対策の話をしましょう。
フードの話は前にもしましたので
今回はシャンプーのお話です。
乾燥した冬の時期はフケや乾燥肌が多くなるのは
人間だけではありません。
同じ季節や環境で生活していれば
犬にも同じような症状がみられることは十分考えられます。
フケ以外の皮膚トラブルも考えれば
原因である乾燥を防ぐために
肌の潤いを守るシャンプーと
どのくらいの頻度で行うかを解説しましょう。
犬のフケ予防や改善おすすめのシャンプーはこれだ!
シャンプーのおすすめと聞かれれば
トリミングサロンで行うSKIMOトリートメントが
おそらく最も効果的な改善・予防策と思います。
トリミングサロン向けの商品ですので市販はされていませんが
中野製薬のZOICシリーズの新製品で
皮膚の細胞間脂質に潤いを閉じ込めるというトリートメントです。
1、犬のフケや皮脂を洗浄し潤いを保つクレンジング
潤いを残しながらフケや皮脂などの汚れを
しっかりと洗浄するクレンジングですが
コラーゲンやヒアルロン酸、トレハロースなどの
被毛の保護や潤いに必要な成分が
皮膚の乾燥を防ぎます。
2、犬のフケの原因の肌荒れを整えながらやさしく洗い上げるシャンプー
細胞間脂質の潤いを整えながら被毛に滑りを与える
きめ細かい泡立ちのシャンプーです。
クレンジング同様にコラーゲン、トレハロース、ヒアルロン酸が
表皮の奥の潤いを保ちます。
3、犬のフケを防ぎ潤いを閉じ込める保湿ジェル
皮膚に潤いを閉じ込めて蓋をする役割を担う保湿ジェル。
皮膚に被膜を作り潤いを逃がさず乾燥を防ぎます。
ここでもコラーゲンやヒアルロン酸、トレハロースを
しつこいぐらいに使用しています。
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4、犬のフケの原因の乾燥予防と潤いを逃さないトリートメント
最終的にトリートメントで被毛と皮膚の保湿ベールをコーティング。
被毛にも艶とまとまりと与え美しい仕上がりにしてくれます。
ちなみにトリートメントは犬種によって変わる最適な仕上がりのために
「ふんわり」と「まとまり」の2種類があります。
おそらくご家庭では通常はシャンプーとリンスという2工程ですが
こちらのトリートメントコースではそれを4工程に細分化し
全段階で乾燥やフケ予防と保湿のための成分をこれでもかと使用しています。
犬のフケ予防に最適なシャンプーの頻度は?
トリミングサロンで使用されるSKIMOトリートメントが
フケや乾燥の予防や改善に優れていることはご理解いただけたと思いますが
どの程度の頻度で行うべきかでもその結果は変わってきます。
ご存知の方もいると思いますが皮膚のターンオーバーは通常21日周期ですから
SKIMOトリートメントでしっかりとキメを整え潤いを閉じ込めても
3週間後には全く新しい皮膚に生まれ変わります。
ですからフケや乾燥予防のシャンプーの頻度で最適なのは
3週間ごとということになりますね。
皮膚の呼応贈答の詳しい話は過去の回投稿をご覧ください。
犬のフケは与えるドッグフードでも変わります!
というわけで愛犬のフケや乾燥や痒みでお悩みの方のために
おすすめのシャンプーと頻度のお話でした。
フケの原因は栄養摂取の問題かもしれないというのは
以前お話ししましたが
リノール酸と亜鉛を多く含んだフードへの変更で
フケの量や皮膚状態が改善したという研究結果もありますので
食生活も見直してみて下さいね。
犬の皮膚も被毛も摂取したタンパク質から作られていますから
食事はとっても大切です。治療よりも予防を心がけましょう。
もちろんそれだけが原因なわけでもありません。
季節的な要因によるところも大きいでしょうね。
となると被毛が少なくなればなるほど
小さく軽くななればなるほど
温度や湿度の影響は大きいということになりますね。
だからおそらくスムースコートのチワワや
毛の生えそろっていないロングコートのチワワの子犬では
原因不明とされるような脱毛が多いのではないかと思われます。
あくまで推測ですけどね。
では2019年も宜しくお願い致します。