ペットショップチロルの息子です。
久しぶりのブログの更新なのでまだやってたんだと思われるか
もしれませんが、まだ続けてますよ。
もしかしたらそう思う人がいるほど読んでる方もいないかもしれませんけどね。
ネタが無いわけではなくて忙しすぎて手が回らなかったのでサボってただけです。
時間があれば更新はしていきますので気長にお付き合いくださいね。
とりあえず今日はアメリカンコッカースパニエルの子犬を自慢して見せびらかそうという内容です。
アメリカンコッカースパニエルの子犬が5頭入舎
先日サポート契約で飼育いただいているアメリカンコッカースパニエルのかずらさんが8月15日に5頭の子供を産んでくれましたが、これがなかなか良質な子犬だった上にそのうちの3頭がキレイなシルバーバフだったんですよね。
特に1頭目の男の子には素晴らしい将来性を感じました。
前回の父親はJKCのチャンピオンでしたが、思うところがあり今回は別のオスと交配しました。
血統の良し悪しも子犬の質を左右しますが、そんなに単純なものでもありませんしね。
とりあえず今回はその試みが成功した良い例になったと思います。
神秘的な美しい純白の被毛にふっくらとした良い肉付き。
足は少し長めですが、体型のバランスも骨量もあって重量感と存在感は両親の犬質を凌駕すると確信できる子犬でした。もちろんどの子もとってもかわいくて健康的ですが、最初に生まれた男の子は特に良い子犬でしたね。
成長したらきっと美しい犬になるだろうと期待してお店のマスコットとして残ってもいいやという覚悟で、このシルバーバフの男の子は断尾しませんでした。
生後3日以内に決断しなければならないので判別は難しいものがありますが、まあ今のところは予想通りに順調な成長をしています。
ロングテールのアメコカは格好が悪いという方もたくさんいるかもしれませんが、シルバーバフのロングテールのオスともなれば長い尻尾をなびかせて疾走する姿も見慣れれば美しいと思うでしょう。
交配はバフ×バフなので期待はしていませんでしたが、思わぬ収穫に嬉しくなりました。
健康的なアメリカンコッカースパニエルの子犬を選ぶには
お客様の産んだ子犬とは言っても毎月の健康管理はこちらで指示して行ってもらっているので、トリミングやフードはもちろん予防措置も完璧。
今回も母乳で育っている間から生後42日まではプロバイオティクスのケアをしているので、胃腸の健康は言うまでもありません。
迎えたペットが健康で長生きしてくれるのを望まない飼い主はいないと思いますが、そのためのケアに惜しみなく費用を掛けられるかどうかは人それぞれでしょう。
となれば健康寿命が長い犬猫を迎えられれば飼い主にとってはこんなに嬉しいことはないですよね。
動物ですから環境や食事や手入れで変わりますので素質が良いだけでも結果は良くなりません。生きている以上病気はつきものですし、それもまた経験です。
しかし飼い主の努力でも改善できないことがあることも事実です。
だからこそ離乳期が終わるまでの期間にしかかできないケアでペットの健康を守り、飼い主の負担も減らすことが出来ればと考えています。
アメリカンコッカースパニエルだけではありませんが、子犬を選ぶには目に見えることだけでなく、どうやって生まれたかやどう育てられたかを知ることも大切です。
犬種のスタンダード=健康ではありませんが、犬の健康を求めれば生活の上で必要な行動のための身体を作ることは大切です。
アメリカンコッカースパニエルの使役用途は動物にとって必要な食事のための狩りですから、それに必要な素質が備わった犬を選びそのための運動を行えば健康と機能美を持った犬に育つのは必然です。
美しさは健康があってこそ。
子犬のかわいさは見る方の主観ですし、成長すれば失ってしまうものです。自分のかわいいだけを基準で選べばその引き換えに健康と美しさが手に入るとは限りません。
今回の子犬達のように中身も外見も期待できる子が毎回産まれれば苦労はないのですが、それもまた生き物と付き合う醍醐味とこの仕事のやりがいでもありますからね。
オンリーワンの価値を持った、将来の健康と美しさをお求めの方におススメの子犬です。
少しでも興味を持った方はぜひ一度ご来店ください。シルバーバフの女の子もお迎えを待っていますが、実物の魅力は画像や動画の比ではありませんよ。
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