ペットショップチロルの息子です。
あなたが愛犬の肥満を気にしているのなら
これ以上ないくらいおすすめのフードがあります。
今までダイエットに失敗してきた飼い主のための救世主
現時点で最も効果的なダイエットフードがヒルズのメタボリックスです。
ヒルズが開発したメタボリックスは
今までのダイエットフードとはわけが違います。
というわけで今回は究極のダイエットフード
メタボリックスの秘密を全て暴いてみようと思います。
これで痩せない犬はいない!究極のダイエット用ドッグフード発見!
説明効くまではなんかまたヒルズがダイエットフード出してきたな。
位の認識でしたが、よくよく聞くとこれめちゃくちゃ凄いですね!
犬の基礎代謝に働きかけるという画期的なアプローチで
肥満の解消と予防を実現しようというフードです。
これはとっても理にかなっていてなるほどそう来たかと
ちょっと興奮してしまいました。
そもそも動物病院で治療のために処方されるメタボリックスは
獣医師でない僕には専門外でしたが説明聞いて良かったと思います。
うちのペットショップは動物病院もありますし
お客様がご使用になるフードですから
そんなものは知らん!と言えませんので
少しだけお勉強させてもらいました。
というわけでどこがどう凄いのかを
なるべくわかりやすく解説させていただきます。
メタボリックスは代謝効率の改善にアプローチする画期的なドッグフード!
現在のヒルズは療法食の開発に相当な研究費と人員を動員し
食事で犬の体調をコントロールしようと考えているようです。
特にメタボリックスとダームディフェンスは
科学的に効果が証明されていて
代謝に働きかけることで健康状態を改善するという
いままでにない素晴らしいフードになっています。
従来のフードは、カロリーや食物繊維量の増加で
フード自体のパフォーマンスをダイエット用に変更していましたが
メタボシックスではさらにある食材を組み合わせて
犬の身体の代謝の効率を改善してしまうことができるのです。
どのように作用するかを肥満のメカニズムと共に
なるべく簡単に解説してみましょう。
あなたの愛犬が肥満になる理由は2つの脂肪細胞にあった
犬が肥満になるかどうかは明確に定められてはいませんが
なりやすい・なりにくいという体質の差は
2つの脂肪細胞の働きで決まるようです。
脂肪細胞には白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞の2つがあり
ざっくりいうと脂肪をため込む働きをしているのが白色脂肪細胞で
脂肪を燃焼するのが褐色脂肪細胞です。
肥満の原因は白色脂肪細胞の肥大化と増殖にあります。
例えば幼少期に栄養の過剰摂取が起こると白色脂肪細胞が増殖し
脂肪をため込みやすい身体になります。
成長期だからとフードを与えすぎたり、栄養が豊富なトッピングや
高タンパク高脂肪のおやつなどを与えすぎると
そういった体質を作ることになりますので
後々痩せさせようとしてもなかなか難しくなります。
肥満は解消ではなく予防が大事ってことですね。
きっとこれを読んでいる方は実感していることでしょう。
さらに去勢や避妊することでも肥満になりやすくなります。
生殖ホルモンの生成が抑えられることで
基礎代謝が下がるということも原因の一つに挙げられます。
さらに食欲はレプチンとグレリンというホルモンが関わっていますが
去勢や避妊後に起こるホルモンバランスの乱れや
基礎代謝が下がり脂肪を貯めこむことで
食欲増加を促すレプチンの分泌量が増えることが原因と考えられるようです。
ホルモンバランスの乱れは避妊や去勢後の体質の変化なので
飼い主の努力では防ぐことができません。
そこでヒルズの出した現時点での結論は
フードの栄養素の組み合わせで基礎代謝をあげてしまおう!
ということなのでしょう(予想)
メタボリックスの効果的な理由は代謝改善の栄養成分と食物繊維にあり!
とりあえず肥満にしないためには
基礎代謝をあげることと腸の健康維持が必要です。
腸内環境の健全化は従来のフード同様に
食物繊維のバランスと量ですが
代謝の改善には褐色脂肪細胞の働きを活性化する必要があります。
4つの栄養成分で脂肪細胞を燃焼させよう!
そしてそれを可能にするのがヒルズのメタボリックスなのです。
それを可能にするのはある4つの食材の組み合わせらしいのですが・・・
詳しいことは僕にもわかりませんがその食材は明らかにされています。
- トマト
- ココナッツ
- アマニ
- ニンジン
の4つです。
どのようなバランスなのかはわかりませんが
ヒルズはしっかりと遺伝子発現パターンを計測しています。
栄養が代謝に与える影響を遺伝子レベルで研究すしているあたり
さすが大手の老舗フードメーカーは違いますね。
これこそ僕がいつも言っている
フードは原材料ではなくその栄養成分であって結果が全て
ということです。
たしかに原材料の安全性も確かにおろそかにできません。
しかし使われている原材料のひとつひとつは
フードのパフォーマンスを正しく発揮するために必要な組み合わせのひとつです。
単純に栄養成分だけを犬に与えていては身体の機能維持はけしてできません。
肥満には肥満の犬に必要な栄養成分があり
それを度の食材からどう抽出するかなどは
一般飼い主の考えが及ぶことではないでしょう。
食物繊維のバランス良い摂取で腸の健全化を!
メタボリックスは代謝に働きかけることで
犬の肥満を解消する画期的なフードですが
体質を改善することになるので予防にも効果的です。
基礎代謝が上がるのですから食事をするだけで
リバウンドしにくい体質を手に入れることになります。
さらに従来のダイエットフードと同様の配慮もされていますので
それ以外にも様々な健康効果が期待できますが
体質改善と相まってかなりの相乗効果が得られるでしょう。
肥満による10の併発疾患にもしっかり対応しています。
そのカギを握るのが食物繊維です。
犬に炭水化物(食物繊維)が必要な理由
単純に栄養成分だけを犬に与えていては身体の機能維持はできません。
その例の一つが食物繊維に当たります。
食物繊維は草食動物ですら自らの消化管の機能では消化分解できず
身体の機能維持のための栄養として利用できません。
彼らの身体は肉食動物とほぼ同じ構造と機能で
違う点をあげるとすれば胃の数と腸管の長さくらいです。
その違いは何のためかと言えば
摂取した食物繊維からタンパク質を合成するために数多くの細菌を住まわせるためです。
犬や猫も長らくはそんな彼らを捕食していましたから
草食動物の胃腸に住む細菌を食事から摂取してきました。
人間も同様に同じような恩恵を受けることは出来ているのです。
つまり食物繊維は犬の栄養にはなりえませんが
健康維持に欠かせない消化管に住む細菌のための食事でもあり
便の水分量や形を保持するために必要なものでもあります。
高タンパクでないフードは必然的に炭水化物量が増えますが
糖質が増えるかと言えばそういうわけではありません。
炭水化物には食物繊維も含まれますし
タンパク質の摂取量によっては悪玉菌が優勢になりがちです。
その腸内環境の健康維持に必要な細菌音活動のためのエネルギー源なのです。
最近のフードにプレバイオティクスに配慮したものが多いのも
栄養成分という点だけでなく腸内環境を健全に保つことが
健康維持には効果が高いことが実証されているからです。
実際フードの消化吸収率がどんなに優れていたとしても
栄養を吸収する消化管が正常に機能してこその話ですから。
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取り戻せる愛犬の健康!ヒルズのメタボリックス10の効果!
メタボリックスでは様々な疾患の症状をコントロールするために
食物繊維の含有量を適切なレベルに調整していますし
従来のフードにはない代謝へのアプローチで
10の症状の改善に効果があることが明らかになっています。
もちろん臨床試験データも確認済みです。
1、驚異のダイエット効果!愛犬の体重と体脂肪が減る!
メタボリックスは従来のダイエットフードの特徴である
バランス良く配合した食物繊維と低カロリーに設計された栄養バランスと
独自の原材料配合の代謝へのアプローチによって
減量率13%体脂肪減少率28%を実現しました。
実験結果では11ヶ月後に7.2㎏のポメラニアンが2.35㎏の減量に成功
体脂肪の減少は約32.6%にもなりました。
2、メタボリックスは愛犬の減量後のリバウンドが起こりにくい!
前述の通り代謝を改善することで身体の機能を底上げし
肥満になりにくい身体を作ることが可能です。
臨床試験の結果では、減量期を通し徐脂肪体組織を維持することで
リバウンドが起こりにくいことが明らかになっています。
3、メタボリックスは高脂血症の愛犬の健康管理にも配慮!
高脂血症の犬の食事には低脂肪で高食物繊維が適していますが
メタボリックスと同様の栄養組成の減量用フードを肥満犬に与えた結果
コレステロールとトリセリグリドが低下したとの報告が上がっています。
4、メタボリックスの給与後に肥満犬のALPの低下を確認!
メタボリックスの食物繊維の量と配合バランスに
抗酸化作用成分の効果で血清ALP上昇に配慮しています。
メタボリックスと同様の食物繊維の組成(不溶性・可溶性繊維)と
抗酸化成分(ビタミンE・Cにβカロテン)を配合したフードを
肥満犬に90日間与えたところ減量とALPの低下が確認できました。
肥満とALPには相関関係があることが実証されたことになります。
5、メタボリックスは糖尿病の予防に最適な繊維量と抗酸化成分のフード
血清ALP上昇に効果的な栄養成分と配合バランスは
糖尿病と血糖管理に効果的です。
肥満との相関関係も知られていますが
減量後にグルコースとインスリンの低下も確認されています。
6、メタボリックスは胆泥症の管理に適したフード!
高脂血症同様にトリグリセリドとコレステロールは
胆嚢粘液の生成にも関与した因子ですから
同様に胆泥症の健康管理にも役立つことは明らかです。
また犬ではタウリンは必須栄養成分ではありませんが
近年の研究ではタウリンを強化したフードを与えることで
胆汁うっ滞を予防できることが示されています。
7、メタボリックスはシュウ酸カルシウム結晶にも配慮!
肥満と尿石症も関係性は深いようです。
ボディコンディションスコアを見ても
シュウ酸カルシウム尿石が摘出された犬たちの中央値は
X線不透過性の尿石や尿路感染症を患ったことのない犬の中央値よりも高いです。
※ミネソタ尿石センター調べ
8、ビートパルプ配合で下痢の症状を改善!
食物繊維は腸内に生息する善玉菌の栄養になりますが
短鎖脂肪酸の生成が促進されるため下痢の管理に役立ちます。
ビートパルプは可溶性と不溶性を含んでいますので
腸内の通過時間のコントロールと運動性を正常化します。
9、食物繊維バランスが便秘の改善や予防にも効果的
便秘の管理のために必要な栄養因子は
粗繊維が観物量分析値で7%以上
可溶性と不溶性繊維の両方を含んだ繊維源とされています。
下痢と便秘では症状が正反対ですが
どちらにも効果的というのは
腸の運動性の低下を改善・予防し
善玉菌を増やし健康状態を保つことで
異常症状を維持・改善するということがわかります。
10、メタボリックスはクオリティ・オブ・ライフを落とさないダイエットが可能なフード
メタボリックスは代謝も正常化し
給餌量も満足感があり結果が出るフードということが
QOLからも証明されています。
愛犬の活動、食欲、便の様子、幸福度、食事の要求行動などを
飼い主に判断してもらったところ
活動的で幸福度が高いと評価しています。
減量効果や愛犬の食事に関しての満足感の様子からも
減量させやすいフードとの高い評価を示しています。
まとめ
ほぼヒルズの受け売りですが
臨床試験データなどもそろっていますし
栄養成分が代謝に影響があることは
今回明らかにされたというわけではありませんから。
人間で言えばトウガラシに含まれるカプサイシンを摂取することで
中枢神経に刺激を与え、副腎皮質に伝わる事で
アドレナリンが分泌されるようになります。
その結果、アドレナリン経由で脂肪分解酵素のリパーゼが活性化し
貯めておいた脂肪や糖分の分解が進みエネルギーとして血液中に供給されます。
犬ではカプサイシンを摂取させるわけにはいきませんが
同じように代謝に働きかけるというのがメタボリックスです。
食物繊維にしても腸内細菌に対してかなり有効に働くことは
すでに分かり切っていましたし
腸内細菌の有用性はここでもかなり訴えていますから
僕がこのフードを評価するのはある意味当然ですね。
結局いつものお決まりのセリフですが
フードの良し悪しは原材料で決まるものではありません。
そのフードに含まれる様々な成分がそれぞれに
犬の健康のために働くことが出来るかどうかです。
それには犬の種類や性別、年齢以外にも考慮するべき点があります。
とりあえず現状の肥満解消、それに伴う健康回復を願うなら
これ以上ないフードだと思います。
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