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ペットフードとペット保険会社に望む!どうぶつトクホプロジェクト!

投稿日:2018年11月14日 更新日:

ペットショップチロルの息子です。

時々ふとペットや飼い主のためになりそうな
こんなこと良いな出来たら良いなという
「ドラえもん的アイデア」をスタッフや業者の方に話していますが
その中の一つを話してみようと思います。

もしいいね!と思ったらシェアしてください。

犬猫の健康のために「どうぶつトクホ」作って欲しい!

最近でもないけど人の食品には「トクホ」というものがあるじゃないですか。
トクホ知ってます?
トクホは特定保健用食品と言い、有効性、安全性などの科学的根拠を示して
国の審査のもとに消費者庁の許可を受けた食品のことです。

それってペットフードでも可能な気がするんですけど難しいですかね?

数年前にロイヤルカナンが製品を販売するにあたって
試験に合格した者だけに販売許可を与えるようなことをしていましたが
ロイヤルカナン製品はトクホみたいな認可を受けているから
そういったことが必要だとか何とか言ってたんですね。
なので大手のペットフードメーカーがその気になればできる気がしたんです。

それに国の認可が降りなくても「一般社団法人ペットフード協会」がありますから
そういった取り組みは十分可能な気がします。

人と暮らすペットにこそ「トクホ」が必要なはず!

結局人も犬も動物ですし食べ物で身体を作るというのは共通していますが
むしろ人間以外の動物の方が食事は重要だと思います。

動物は人よりも自然治癒能力に長けていますが
ペットとなれば人の生活環境にいますし食事は完全に飼い主任せですから
体調に応じて食事を選択することは自分では出来ません。

犬の食事がどれほど重要かは人と比較すれば納得できる話

ですからもし「どうぶつトクホ」みたいなものがあったら
飼い主にとっても犬にとっても良いと思いませんか?

「どうぶつトクホ」ができたら期待できる3つのメリット!

どうぶつトクホが出来たら単純にそれを与えるだけでも良いことですが
そうした取り組みが実現すると他にも波及的に良いことが増えそうな気がします。
ペット業界の横のつながりもできそうですしね。

「どうぶつトクホ」ができたらフードの品質向上が期待できる!

もし「どうぶつトクホ」ができたらそれを目標に製品のパフォーマンスは向上すると思います。
人は食事を楽しむ目的を優先することが多いですが
ペットの食事はやはり健康維持のための栄養摂取という意味合いが強いですから
それをより意識する方が増える可能性はかなり高いと思います。

病気の治療に費用を掛けるなら身体を作る食事にこだわるべきなのは言うまでもありません。

「どうぶつトクホ」ができたらフードブランドは整理されるかも!

先日話したように現状これだけのフードブランドが乱立していると
どのフードを与えていいか飼い主が迷うのは当たり前。
販売する側だって理解が追い付いていないのですから困ったものです。

ドッグフードブランドが多すぎてショップも飼い主も選べない現状に物申す

ドッグフードランキングサイトを参考にフードを選ぶ方も多いようですが
専門家でも何でもないどこかの誰かの言葉よりもよっぽど信頼できる指標になると思います。
そうなればフードブランドもある程度整理できるきっかけになるかもしれませんしね。

ドッグフードおすすめサイトが参考にできない理由

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「どうぶつトクホ」ができたらペット保険が割引になるかも

ちょっと強引な展開ですがもしどうぶつトクホ(仮)が実現したら
ペット保険会社には優遇サービスをしていただきたいですね。

多頭割引5%みたいなことはどこも行っているので
同じように料金の割引をしてもらえれば飼い主にもありがたいでしょうね。

個人的には健康診断を定期的に無料で受けられるように
動物病院と提携してもらう方がより健康維持のためにはなるので
できればそっちの方向でお願いしたいです。

健康維持に効果のあるフードを与えることは
多少なりとも体調不良や病気の予防に効果がありますし
大切な家族の健康維持が出来て保険の優遇も受けられるなら
そうした認定フードを与える方は増えるでしょう。

ペット保険会社の損害率が下がる可能性は十分に考えられますから
保険請求の金額が下がった分割引は可能なはずです。

「どうぶつトクホ」の実現はロイカナ、ヒルズ、ブルーバッファロー次第?

各社の製品開発も犬のためにより健康に良い物を作るという意識が高まれば
当然飼い主にも犬にも喜ばしい結果になります。

トクホのように健康効果で判断されるようになれば
与えた結果でフードの品質が評価されることになるので
原材料がどうとかで判断されなくなるのは個人的にはとてもありがたいです。
何を食べたかではなく食べてどうなったかの結果が重要です。

フードの効果はすぐに表れないことも多いし
便が良くて元気だということで健康だと思いこんでしまって
体の中で起こる変化に気づかないで
老化と体調不良を混同する飼い主もいますから
病気や体調不良の予防のためになる取り組みだと思います。

というわけで犬猫の健康を考えた製品作りと普及のために
療法食も手掛ける大手フードメーカーの

  • ロイヤルカナン
  • ヒルズコルゲート
  • ブルーバッファロー

には期待しています。

後はこの取り組みをより意味のあるものにするために
ペット保険会社にも一口噛んでいただきたいと思います。

アニコム損保ならきっと協力してくれるはず!

「どうぶつトクホ」実現のために記事のシェアをお願いします

犬も人間も体調が悪化すれば病気になりますが
痛みや苦しみを味わうことになりますし
動物に治療という習慣はありませんから相当なストレスになります。

あ、この人はテレビで名医と紹介されていた人だから安心だ!

と思うわけないです。

辛い時や苦しい時に知らない人に身体をいじられることは苦痛でしかないでしょうね。
だから食事はとっても大切です。
犬も猫も体のほとんどは水分とタンパク質ですから。

自分で出来そうなことならどんどん実行するのですが
これはもう他人任せになってしまいます。

もしあなたがこの取り組みに興味があればぜひシェアしてください。
多くの人に知ってもらうことでより現実になる可能性があります。
少しでもペットの健康のためになるなら言ったもん勝ちですよね。

人と動物が暮らしやすい未来のためにご協力お願い致します。

それでは本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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執筆者:


  1. ヨサク より:

    これはかなりいいアイデアですね!!

    よりいいものを与えたいという飼い主様の思いが今のグレインフリーブームの要因のひとつでもあると思いますから、獣医学や栄養学的な側面からペットの健康に向き合いやすくなる環境作りとしてとてもいいと思いました。
    予備知識の少ない飼い主様としては『肉食動物にはグレインフリー』と言われると容易に納得してしまいがちなのに対して、細かい説明がなければ良さを理解しにくいフードは、入口として信用や納得を得られるほどのパワーを持つ何かしらの肩書きが必要と思っていたので、この記事は見てるだけで楽しかったです。笑

    仮に実現するとしたら、この記事にもある3社はもちろんですが、個人的には森乳がどう出るのかも気になります。

    • 牧田 亮介 より:

      ヨサク様

      きっとご賛同いただけると思っていました(笑)
      時々突飛なアイデアが降ってくるときがあります。

      どうぶつトクホのロゴも勝手に作ってしまいましたが実現できますかね?

      ニュートロの営業マンにも高評価なアイデアでしたから、とりあえずフードメーカーやペット業界関係者には片っ端から話してみたいと思います。
      日本では難しいかもしれませんが、ニーズはある気がします。アニコムの小森社長からも働きかけて欲しいですねー。

      あー、森乳サンワールドさんがいましたね。
      フードの取り扱いが無いのですっかり忘れていました(笑)
      グレインフリーやグルテンフリーのフードも製造していますし、ミルクは十分トクホを狙える製品ですよね。

      とりあえずどこが何をしてくれるかわからないので、期待は薄くてもペットフード関係者の目に留まることを願います。
      ブログでこうした話題を提供することで何か変われば楽しいですね。

      また別のアイデアも発表するつもりですので、ご意見頂けると幸いです。

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