勝手な考察

フィラリア予防薬はいつまで?時期を決める考えに疑問を感じます

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ペット屋の息子です。

インターネットの普及によって飼い主の意識や知識にも変化が見られたせいか、フィラリア予防の習慣が浸透し、フィラリア感染症で死亡する犬猫の数は随分と減ったようです。

しかしインターネット上には正しい情報ばかりではありません。問題解決の為に検索して調べてみても、逆に不安が増し、混乱を招く結果になることもあるでしょう。

フィラリアの予防についても人が変われば言うことは様々で、何が正しいかわからなくなります。しかし今日はそんなフィラリア予防についての問題にあえて首を突っ込んでみようと思います。

もっとも僕の考えが絶対的に正しいなんて思っていませんし、人に押し付けようという気もさらさらありません。いつものように暇つぶしに読んで、そういう考え方する人もいるんだね。と思っていて下さい。

気になったら専門家にご相談下さい。

フィラリア予防薬の効果と時期についての疑問

フィラリアの予防薬の効果は100%と言われていますので、定期的な投与を怠らなければフィラリアの感染は防げるという事です。
100%と言われると逆に疑わしい気もしますが、感染してしまうと非常に厄介な寄生虫ですので個人的にも予防は推奨しています。

しかも最近では、1回注射すれば1年間の予防が可能という薬プロハート12まで登場しています。
この薬に関しての作用機序は理解していませんが、1年を通してフィラリア予防が期待できるのは個人的にはとても望ましいことです。
逆に1年間フィラリアの予防をすることがあたりまえでないことが不思議です。

そもそもフィラリアの予防薬を投与するのはフィラリアの感染を防ぐために行うはずです。予防効果が100%の薬を投薬しているのであれば感染の心配はありえないのです。
気温が14℃以上でなければミクロフィラリアは発育しないと言われています。その為冬季の間は休止期間を設けるのが通例となっていますが、この期間を設けることによって感染の確率が0でなくなってしまうのです。

感染の心配が無いから投薬をしないで良いというのなら、年が明けて再開する際の血液検査は不要なのでは?

フィラリア予防薬の効果はノミ・ダニ・回虫にも

フィラリア予防薬を年間を通して続けることを推奨する理由は、フィラリア予防を完璧に防ぐだけではなく、別の寄生虫の駆虫や予防につながるからです。
現在使用されているほとんどのフィラリア予防薬は腸管寄生虫に対しての駆除効果が見込めます。回虫やサナダムシなどの感染は1年を通して起こり得る脅威ですから、そういったリスクを0にできるのも大きなメリットでしょう。

ファイザー製薬のレボリューションなどはノミやヒゼンダニの駆虫効果がありますので寄生虫の対策はほぼ完全に行えることになります。

ノミやダニはフィラリア同様に低温では生殖活動を行うことはありません。しかし冬の寒さを逃れるために室内へと活動場所を移すノミやダニも多くいるようです。
人間が快適に暮らせる環境はノミ・ダニにとっても同様の環境です。1年を通しペットへの予防措置を行うことで飼い主にとっての被害も回避できるのです。

フィラリア症の専門学会であるAmerican Heartworm Societyでも年間を通した投与を推奨しているようです。

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フィラリア予防薬はイベルメックがおススメ!

通常のフィラリアの薬では、脱皮をして血流に運ばれるようになった、LV5幼虫(未成熟成虫)は駆虫できないのですが、イベルメクチンは継続的に投与することでこの段階まで成長した未成熟成虫にも効果を発揮することがわかっています。
つまりフィラリアの成長段階を考えれば、シーズン中の投薬を2ヶ月程度行わなかったとしても、その後継続して投薬することで駆虫が可能になります。

さらにイベルメクチンによる効果でメスのフィラリア成虫が不妊化することが確認されているようです。フィラリアの成虫自体の寿命も2~3年に縮めてしまう効果もあるそうです。

こういった効果が実証されているのはイベルメクチンのみで、モキシデクチン・セラメクチンでは確認されておらず、ルベマイシンには効果は無いようです。

まとめ

通年の投薬による体への負担や副作用を心配する方もいますが、体重に対しての投与量を守っていれば1日、2日後には体外に排出されてしまいます。
虫が死ぬ薬が犬に影響ないわけがないという方もいますが、もちろんそうでしょう。ただ血液中に存在する未成熟幼虫には効果がない薬ですから数十万倍の体重を持つ犬に与える影響は無いに等しいと思います。

感染後の被害を考えるのなら完璧な予防を心掛けたいものです。

愛犬問題というブログではフィラリア駆虫薬についての危険性を過剰なまでに警告していますが、その中で殺虫効果がある薬に危険性が無いわけがないと触れています。
しかし面白いことに殺虫効果がある薬を予防に使うのは危険と言いながら、感染してもフィラリアを駆虫できる薬があるから大丈夫と公言しています。
フィラリアのみならず様々な問題に興味深い発言をしています。もっとも僕も同じ穴のムジナですから非難は出来ませんけど。

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