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犬猫と暮らすのにおすすめのヘーベルハウスの展示場へ行ってきました

投稿日:2018年2月17日 更新日:

ペットショップチロルの息子です。

ペットとの生活を支えるペットショップとして
飼育環境を考えた家づくりも勉強しておこうと思い

ついでにお互いの新規顧客開拓のため良い話ができるのでは?
という淡い期待もしつつ営業を兼ねて清水住宅公園へ
ヘーベルハウスのモデルハウスを見学に行ってきました。

旭化成ホームズの家づくりが想像以上に良かったので
犬の話を絡めながらご紹介したいと思います。

 犬や猫との生活を考えてヘーベルハウスを見学に行こうと決めた

旭化成ホームズさんのヘーベルハウスを見に行こうと思ったのは
1998年にペット研究会を発足し、ペットと快適に暮らすための
「+わん」「+にゃん」という商品を2000年から販売しているからです。

近年のペットブームで多くの住宅メーカーもペットとの生活を考え
犬や猫との快適な生活のための商品を提案をしてきていますが
ヘーベルハウスの+シリーズが業界初のペットとの共同生活のための商品です。
20年の研究の成果が活かされています。

旭化成ホームズ株式会社は、動物も人も暮らしやすい家づくりを考えていて
共感できる点も多くあるのでとても好感が持てます。

家もペットも長い付き合いを考えていかないといけませんからね。

 清水住宅公園のヘーベルハウスを見に行こう!

そんな旭化成ホームズさんのモデルハウスは職場から車で約10分。
以前は静鉄バスの車庫だった敷地に出来た清水住宅公園という展示場内にあります。
いなな動物病院さんの隣にOKAME亭があってその横です。

まだ新しくとてもきれいな展示場です。
週末は様々なイベントを行っていて子供から大人まで一日楽しめるスポットになってます。

ここの展示場のヘーベルハウスは2世帯住宅になっていますが、それにしても大きい!
1回の床面積は38.5坪もありますし3階建てでさらに屋上まで・・・
ちなみに間取り図はこんな感じです。

外観もスタイリッシュでモダンな雰囲気。品の良い高級住宅といった趣が感じられます。
ただ開放感がある作りで緑も多く配置されていますので、印象は明るく親近感が持てます。
このあたりも計算されているんでしょうねー。

旭化成ホームズさんの敷地の横はまだモデルハウスが立っておりませんので
横からも建物の外観を眺められるし、屋上からの見晴らしもとても良かったです。

庭が無くてもBBQができるし、見晴らしが良いのでとても気分が良いですね。
こういったスペースがあると外出する気が無くなりそうですねw

今のところは隣に家が建つ予定もないのでイベントスペースに使っているようです。
ここを使って動物のふれあいイベントを開催できるといいのですが。

ちなみに入り口は自動ドアでした。他のモデルハウスは一般住宅使用でしたが
ガラス張りで中の様子が見えて気軽に入りやすいのでお客様にはありがたいかもしれません。

この展示場のヘーベルハウスは+わんでも+にゃんでもありませんでしたが
人が暮らしやすい家は動物も暮らしやすい家であると言うのに相応しい住宅でした。

 犬でも人でも動物の暮らしを守る家は構造が大切!

犬は人との共生を長く続け身体の機能まで進化させてきました。
これほどまでに人の暮らしに寄り添った動物は犬以外にはいません。
人と犬とはもはや切っても切れない関係にあります。

同じ哺乳動物ですし共通点も多いので家という縄張りに求める点にも違いはありません。
安全と快適さです。

快適に過ごすためにももちろんですが、安全を確固たるものにするには構造はとっても大切です。
3匹の子ブタの話では藁や木の家ではオオカミの侵入を防げませんでしたから。

以前もその童話を使ってしつけの上での犬をケージで育てることの大切さを話しましたが
天敵がいない人間でも家に住み夜は戸締りするのですから、安全と思える環境は必要ということがわかります。

犬をケージで育てることの大切さを3匹の子ブタから学ぶ

構造体としての頑強さは説明を受けたり確認すれば
人間は理解できますから安心できるでしょう。
基礎がどんなものかや柱の強度、外壁の素材としての性能など
実際に体感して確かめられる部屋が設けられています。

以下の画像はその実験装置ですが、体験してみるとすごいなと感心します。

外壁の断熱効果を触って確かめられるのですが、いくつかの素材と比較すると
こんなに違うのかと感じますし、素直に性能の良さに驚きます。

実際に住宅に使われている素材を冷蔵庫の蓋がわりにしたようなもので
内部温度が5℃という設定ですが全く冷たさを感じません。

静岡とは言え冬は今年のようにもっと冷え込むことがあるので
もう少し低い温度で実験して欲しいと個人的には思いますが
犬や猫ならここまで必要ない十分満足できるレベルです。

逆に耐熱体感の箱は80℃と、史上最高気温のはるか上の温度ですから
夏の暑さくらいではなんてことはないということが実感できました。

夏は動物には過酷な環境です。
ほとんどの動物は人間よりも暑さに弱いのでこれだけの断熱性能ならば
健康を損なうリスクはずいぶん少なくなるでしょうね。

しかしヘーベルハウスの外壁はすごいです。
ガスバーナーで火を当ててもちょっぴり汚れるていどですから。

うっすらシミみたいになってますがカメラの性能が良くないと写らないくらい。
比べ物になりません。

でも犬と暮らす家で一番ありがたいのは遮音性に優れていることだと思います。
犬の声が外に漏れないのは飼い主にとっては大変ありがたいでしょう。

犬にとっては不安や心配になるような音が聞こえなければ安心するはずです。
立ち耳の犬は特に音に敏感ですからこれだけでもおすすめです。

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犬の身体とヘーベルハウス

最も共感したのは「建物費用の7~8割は構造です」の一文。
この考えは僕の考える犬の価値観に近いものがあります。

もちろん建造物と生物の違いは大きいのですがその点も踏まえて
犬の身体と家の構造についての話をしましょう。

「犬の価格の7~8割は構造です」と思わず僕も言いたくなりますが
残念ながら世の飼い主のほとんどは
「犬の価格の8~9割は大きさとかわいさです」
なんですよね。

うまくお伝えするほどの知識と話術が無いせいで
その間違いを正すことが出来ないことが多いのですが
高齢になり体調不良や病気になって命を失う犬や猫の中には
もっと長く健康で生きられたの子たちもいるはずです。

家も動物の身体も構造体という点では変わりはありません。
動物の骨格は身体を支える役割の基礎や柱です。そして皮膚は外壁。

人の暮らしを守るために必要な要素は
犬の健康を守るために必要な要素です

家の外壁と犬の皮膚

犬の皮膚は火事のような熱を受けることはありませんが
暑さや寒さを防ぐという意味では同じです。

犬では素材を選ぶことはできませんが素質の良い犬を選び
正しい栄養管理を心がければ結果が大きく変わることもあります。

ヘーベルハウスのようにその素材自体の特性が優れていて
暑さにも寒さにも強いというのは家の外壁にはピッタリでしょう。

しかし犬では素材の特性というよりは機能でそれをカバーしています。

犬は日照時間の違いを感じると換毛が起こります。
その季節を過ごしやすくするために被毛の質や密度を変えるのです。

素材か機能かの違いはあっても暑さや寒さを防ぐという目的は同じです。

家の構造と犬の骨格

基礎や構造の強度が優れていれば大きな災害にも耐えることができますが
犬であればこのような災害時に起こる衝撃や圧力は日常茶飯事です。

犬は動物。家のようにじっと建っているわけではありません。

走れば速度が増すごとに体重の数倍の負荷が掛かります。
犬の骨格には衝撃を受け流すしなやかさと強さが求められます。

構造体として考えれば壊そうとして負荷をかけていることと同じですから
その点は家とは大きく違います。

犬の構造の要である骨の寿命は約10年ほどですが
一つ一つの骨は破骨細胞と骨芽細胞が破骨と増骨を繰り返し
3ヶ月で全て作り変えられます。

骨格や骨量、骨密度。
生涯を健康で過ごすためには軽視してはならない要素です。

家はその中で暮らす人を守るための構造体ですが
犬の骨格は内臓を守るための構造体なのです。

家と犬の相違点と共通点

家は静物で無機物。犬は生物で有機物。

文字にしてしまえば大して違いはありませんが
機能を維持する上では全く違います。

静物である犬は身体を作る栄養をしっかりと消化吸収し代謝を行うことで
身体を作り機能を維持しています。

定期的にその材料となる栄養を摂取しなければ昨日を維持できないのが
生物である犬と建造物である家との違いです。
飼い始めてからの環境や衛生管理、栄養摂取などで全く変わりますから。

ただ人が家に求める安全と快適さの象徴がヘーベルハウスという形になったのなら
犬にも同じことが言えます。いくら飼い主が努力しようと素質以上に犬は育ちません。

家づくりと同様に犬選びは大切なのです。

家ならば計算通りの家を建てることは可能ですが、犬ではそうはいきません。

良い素質を持った犬を作り上げようとしても、見えないことやわからないことの方が多いですし
影響を及ぼす要素が多すぎます。計画的に繁殖をしても結果につながるとは限らないのです。

おまけに犬種ごとに手に入れた特性は健康を犠牲にして得た特性も多いので
犬種のスタンダードで決められた骨格形成が=健康的とは言えません。
だから子犬を選ぶのは難しいのです。

だから犬を選ぶ時はどんな犬を飼うかを考えるのではなく
犬とどう過ごすかを考えるべきなのです。
家もきっと同じでしょう。どんな家を建てるかは家族の暮らし方から考えるはずです。

家も犬も人の暮らしを幸せにするための存在なのですから。

ヘーベルハウスの長期保証は犬の素質と生涯の診療費の関係と同じ

ヘーベルハウスは間違いなくお値段以上の家だと思いますが
ローコスト住宅と比べればかなりの価格差があります。

しかし家の寿命が長いのでほとんどメンテナンスの必要が無いので
トータルで考えればとっても経済的なのです。

この考えもまたヘーベルハウスが良いと思える理由の一つです。
これはむしろペットにこそ必要な考えですから。

犬の素質に費用を掛けることで飼育に掛かる費用を抑えられる

ペットの病気は治療ではなく予防することが大切です。

中には治療が困難だったり不可能な病気もありますから
家のように壊れたら直せばいいとは言えません。絶対に。

ペットの病気を予防するためには栄養管理が不可欠ですが
まずは健康な素質を持った個体を選ぶことが最重要課題です。

もちろん産まれてから死ぬまで病気をしない生き物はいません。
ただそのリスクや被害を最小限にする為には選択の段階が一番大切です。

かわいさや大きさではなく素質にこそ価値があります。

生涯を健康で過ごすことが出来る素質を持った犬を選べば
病気で苦しんでいる姿を見る機会も少なく
病気や体調不良、ケガなどの治療に余分な時間と費用を掛けずに済みます。

正しい価値に費用を掛けることが大切なのは家も犬も同じです。

ヘーベルハウスの+わん+にゃんの特徴

犬や猫のためにというよりも「犬や猫の飼い主がペットと快適に暮らすため」
というコンセプトで作られている家ですが
ヘーベルハウスの良いところは家に住む家族と犬猫だけでなく
近隣の住民のことまで考えた設計になっているところです。

犬との暮らしは近所への配慮も大切

近所には犬や猫が好きではない方も住んでいるかもしれません。
犬や猫の吠える声や排泄物の臭いや体臭に抜け毛などは
動物が好きな方でも迷惑に感じることはあります。

玄関周りの塀は大型犬の目線よりも高くなっているので
家族以外の人や動物が視界に入ることがなく
警戒して吠える機会を減らすことに繋がります。

散歩で汚れてしまった時なども玄関から入らずに済むよう
リビングや浴室、洗面所に繋がったデッキを設けています。

屋外設備として小型犬のシャンプーに使用できるシンクや
大型犬のシャンプーや散歩で汚れた足を洗うことが出来る
水洗設備などもご用意があります。

犬や猫が清潔にストレスなく暮らせることももちろんですが
家族であるペットが人に迷惑をかけないように、嫌われることが無いように
ヘーベルハウスはそんな配慮がされている住宅なのです。

ヘーベルハウスの+ワンはペットの生活の為の住宅設備も充実!

一般的なヘーベルハウスでも遮音性や気密性に優れているので人もペットも快適ですが
+わんや+にゃんではペットに合わせ設計された窓や導線が確保されています。

住宅に合わせたペットフェンスがあったり、ペットに最適な換気や採光の為の窓
通風と防犯性に優れたルーバースクリーンなどもペットの留守番には安心の機能です。

収納棚の下に犬がくつろげる犬間と呼ばれるスペースも確保していますので
ケージやサークルを卒業した犬にはうれしい配慮です。
脱臭効果の高い壁タイルの「エコカラット」やイオン発生機があれば

ペットの臭い問題で悩むこともなくなるでしょう。

フローリングも爪で傷がつかないようなコーティングがされていたり
夏場の体温調整に適した床タイルを敷いたスペースも確保。

普段の生活の場や運動の為の部屋にはカーペットを敷いたりと
犬の健康を考えた提案がされているのも+わんの特徴です。

人間よりも暑さには弱いものの、犬や猫の方が環境適応能力は高いので
人が不快な環境でなければ犬猫には十分です。

ヘーベルハウスに住めて世話をしてくれる飼い主がいれば
ペットにとってはとんでもなくセレブな生活です。
外敵に襲われる心配もなく食事にありつけるかどうかの不安もありませんから。

そもそも飼い主なんて必要ないのが動物ですからね。
一緒にいることで幸せを感じるように頑張らない飼育を心がけましょう。

残念ながら静岡には+わん、+にゃんの展示場はありませんでしたが
カタログはお客様にお渡しする分として5冊いただきました。

しかし最近の住宅メーカーのカタログは気合い入れて作られてますね。
無料で頂くのは申し訳なく思えます。

犬と暮らす家を建てようという方がいましたらお譲りいたしますのでお声がけください。

モデルハウスと一般住宅の違い

モデルハウスは一般の住宅とはやっぱり違いますが、仕様や品質は同じです。
何がどう違うかと言えば、暮らすには無駄に思えるほどの広さというか大きさの家ですが
それには納得の理由がありました。

ターゲットを絞り過ぎると色んなパターンの家を建てなければならなくなるので
建築のコストは掛かるし敷地も多く必要になります。

なので基本は2世帯仕様にして、子供からご高齢の方までの幅広い年齢に合わせ
様々な部屋を配置しているからだそうです。

そうすることで多くの方に生活のイメージを持っていただくことができますし
「いいなー」「住んでみたい!」と感じてもらえる為のモデルハウスなのです。

つまり当店のマスコット犬のペコと同じですね。
生涯を健康で過ごせる素質とそれを維持管理することで理想的な犬になっています。

どういう犬を選びどう育てればこれだけの犬になるかを話すには
こうしたモデルとなるマスコットが必要なのです。

家も犬も人の暮らしを豊かにするという点は同じです。
想像するよりも実感してもらうことが重要です。
言葉では伝えられない魅力がありますから。

まとめ

今回は家と犬についてでしたがなんだかよくわからない話になってしまいましたw
とりあえずヘーベルハウスはとても良かったということが伝わったなら満足です。

もしこれから家を建てようというならヘーベルハウスがおすすめです。
そして犬を飼うなら当店でご相談ください。

どこでどんな犬を迎え入れるかはあなたの自由です。
ただ迎え入れたその新しい家族と幸せな時間を過ごすためには
他のペットショップよりお力になれることは多いと思っています。

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

-イベント企画, 勝手な考察, 犬の話

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