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梅雨時のドッグフードの与え方と保存に注意!

お知らせ

ペットショップチロルの息子です。

とっくに梅雨入りしてますが
まだ本格的に雨が続くようなことはありませんね。
とりあえず今のうちに梅雨に気を付けるポイントを
お伝えしておきましょう。

いくら良いフードを与えていても
フードの扱いを間違えると
健康を損なうことがありますのでご注意ください。

梅雨の時期はドッグフードも劣化する

梅雨の時期に気になるのは湿度ですが
犬の健康だけでなくフードの品質にも大きく影響します。

湿度が上がれば食品が傷みやすいのは
皆さんもご理解していると思いますが
ドッグフードも例外ではありません。

水分量の少ない分保存がきくことは事実ですが
それでも賞味期限はありますし
食品である以上、腐敗や酸化は必ず起こります。

一度開封したフードはいつでも酸化のリスクはありますが
梅雨の時期はさらに腐敗のリスクが増大します。

なぜ梅雨にドッグフードが傷むのか

 

一般的に食品を腐敗させる細菌は食中毒の原因にもなりますが

温度25℃以上、湿度75%以上

は細菌が爆発的に繁殖する条件下です。
まさに梅雨の時期がそれにあたります。

気象庁のデータでは6月の平均湿度は78%
となっていますので皮膚トラブルや
消化器疾患が起こりやすくなるのは
当然の結果と言えるでしょう。

動物の身体はタンパク質と水分の塊

のようなものですから
気温と湿度には影響を受けますし
水分の少ないドライフードでも
湿度の高い状況下では傷みやすくなります。

梅雨の時期はドッグフードの与え方にも工夫が必要

室内の温度や湿度を快適に保てれば
フードや犬の体調にそれほど気を遣う必要はありませんが
とにかく高温多湿は動物にとって厳しい環境ですので
この時期はドッグフードの与え方も工夫が必要です。

一度に大量の食事をとることは身体への負担になるので
食事の回数を増やし、量を減らす工夫をしましょう。

またふやかしたフードや水分量の多い食事は
長期間置きっぱなしにしないように。

ドライフードの食べかけもすぐに片づけてください。
犬の唾液が付着した状態では短時間でも傷みます。
食べ残したフードは5分経ったら処分し
食べない分は最初から与えないようにしましょう。

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梅雨時のドッグフードの腐敗や酸化防止の3つの工夫

フードの選択や保存方法でも酸化や腐敗のリスクは変わります。
常に意識することが犬にとっては一番です
高温多湿の時期だけでも気をつけましょう。

すぐにできる4つの対策をご紹介したいと思います。

1、ドッグフードの購入サイズを最小化する

ドッグフードも大袋の方が割安になりますが
外気に触れれば腐敗や酸化のリスクは高くなります。

出来るだけ少量のサイズをこまめに買い与えるようにするのが一番です。
小袋に分かれていれば良いのですが
品質の良いプレミアムフードなどではまず見かけないのが現状です。

ペットラインのプロフェッショナルバランスくらいでしょうか。

ただ袋の材質や窒素充填などの工夫はされていないので
メリットは少ないでしょうね。

2、品質が劣化しにくいドッグフードを選ぼう

傷みにくいドッグフードを選択するのも一つの方法です。

ロイヤルカナンは品質の保持に関して
他社よりも意識が高いフードメーカーです。

BHAは化学物質で発癌性が疑われていますが
腐敗や酸化を防ぐには天然成分とは比較にならないほど効果的です。

酸化したフードを与えることはそれ以上に
リスクが高く栄養補給という食事の本質を
意味のない物にしてしまいます。

逆に言えば少量で効果を発揮できる分安全性は高いと言えます。
窒素充填や外装の袋も4重構造にしてあるなどの点でも
酸化に対しての予防策は万全です。

栄養価が高く嗜好性にも配慮して油脂が多いようですので
フード自体はニュートロやブルーよりも傷みやすいのかもしれませんね。
その点でもBHAや没食子酸プロピルは必要なものなのでしょう。

3、ドッグフードは光と温度から守ろう

冷蔵庫や冷凍庫での保存もおすすめです。

冷蔵庫や冷凍庫は食品の品質保持のための物ですから
当然ドッグフードの保存にもピッタリです。

光と酸素が食品の腐敗の原因ですから
せっかく栄養価の高いフードを買い与えるのなら
品質の劣化を防ぐためにも利用してみては?

4、ドッグフードをフードストッカーに移すのは保存方法としてNGです。

保存容器などにフードを移すのはおすすめできません。

空気に触れる時間や面積がそれだけ多くなりますから
なるべくなら製品の袋のまま保存するべきです。

特にロイヤルカナンやヒルズの一部の製品は
品質保持のために袋の構造や窒素充填などの工夫がされています。
開封後はフードの表面からそっと掬い与えて下さい。

フードの袋を傾けて食器に流し込むような給餌方法もNGです。

最後に

犬自身も梅雨の時期は体温も高くなり
消化吸収率はどうしても下がります。

腸内環境も悪化する時期ですし
菌も繁殖しやすい時期ですので
食品も傷みやすくなります。

1年で最も栄養管理が難しい時期です。

なにより相手は動物ですから
日々身体は変化しています。
観察は怠ってはいけません。

今日健康でも明日そうとは限りません。
常に便や食欲などをしっかり確認しましょう。

食事の一番の目的は栄養供給ですから結果が全てです。
出来る限りの配慮をしてください。

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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