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犬の舐めるを知ろう!足や肉球、お腹のかゆみや違和感は病気の前兆?

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ペット屋の息子です。

もし犬が自分の身体をしきりになめているとしたら、それは病気の前兆かもしれません。

人間には不思議な行動に思えても犬が何かを舐めるには理由があります。何かを訴えるサインであれば見過ごすわけにはいきませんから、日頃から犬の様子や行動を確認してしっかりと対処しましょう。
人と違い皮膚が被毛で覆われている為、舐めている個所の異常に気付かないで発見が遅れる事があります。今日は犬の「舐める」という行為からどんな病気や症状が考えられるかをお話したいと思います。

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犬が体を舐めるのはグルーミングか?異常か?違いを見分けるには?

犬が自分の体を舐めるのはグルーミング(毛づくろい)をしているからかもしれません。しかし病気の兆候ということも考えられますから、どちらであるかを見極める必要があります。
それぞれの舐めるという行為にどんな特徴があるのでしょう。

犬がグルーミングで舐める場合

足先や陰部、肛門や生殖器などは頻繁に舐める事があります。
特に短毛種などは被毛が短い為、皮膚に直接匂いが付きやすく、定期的なトリミングを怠ったり、散歩で汚れたり、匂いの付きやすい場所に出かけたりした後にはグルーミングをすることがあります。また肛門腺がたまりやすい傾向にある犬は肛門周辺をよく舐めています。また、シャンプーの直後に気にして舐めたり、シャンプーの香りが気になって地面に体をこすりつけたりという行動も見られます。

きれい好きな犬では頻繁に行う姿が見られますが、せいぜい1~2分程度で、名前を呼んだらすぐやめたり、おもちゃやおやつなどで興味を引けばすぐにやめてしまいます。

犬が口周りを舐めるのはおいしいから

食前に口周りを舐める時は食事への期待感や味の記憶から舐めるという行動に出ると考えられます。
食べ終わった後もしばらくは口周りに付着した食べ物のカスや残った匂いに反応して舐めたりすることがあります。食欲旺盛な犬や食べるのが下手な犬は周りにフードなどをこぼし、その味や匂いが残った床や足先などを舐める事も。

 

犬がかゆみや違和感を感じて舐める場合

ひざの関節やお腹、足先肉球に陰部などは痒みが出る事も多く、違和感や痛み・痒みなどを感じて舐め続けます。昼夜を問わず夢中で同じ箇所を舐め続けるので唾液による影響で変色が起こることもあります。脱毛や赤みがみられる事もありますので、そこまで執拗に舐めていれば気付くと思いますが、初期でも刺激を感じ過敏に反応したり、態勢を変えて落ち着かない様子を見せたりします。
体を触られることを拒むようになった時は痛みや痒みがある可能性が考えられます。

犬が足を舐める場合

多くの場合はストレスから足を舐める事があります。
欲求不満や分離不安などが引き金となり足を舐めるという行動を起こします。これは病気と言っても精神疾患の1つに当たり、原因は関係性や飼育環境にあります。

犬が足を舐める原因

何故足を舐めるのかはハッキリとわかりませんが人が爪を噛むのと似たような心理が働いています。転位行動の一種で、葛藤状況に置かれた時に解発される関係ない行動が産まれます。解消できない不満を我慢できず、足を舐める事で心を落ち着けようとしています。

日中誰もいない環境で一人になることが多い犬は分離不安になりやすく、飼い主と密接な関係を作ってしまうと一人の時間が不安で心細く寂しいと感じるようになります。

犬種によっては運動欲求が解消されずイライラが募り足を舐める事もありますが、それ以上に破壊衝動から物を噛んで壊したり、吠えたりという問題行動が先にみられる事がありますので原因は区別できるでしょう。

犬が足を舐めるのをやめさせるには

早い段階であればそれほど苦労なく解消できる問題ですが、分離不安を引き起こすのは飼い主のかわいいとかわいそうという思いが原因となることがほとんどです。正しい主従関係の構築や一人での留守番に慣れさせるように心がけましょう。
出かける直前まで構っていたり、家に帰ってきたらすぐに犬と接し飼い主とべったりという環境では留守中一人になることとの差が激しく不安になるのも無理はありません。家にいる時でも犬の要求に応えずに距離を置いたり、多くの人や他の動物とのふれあい時の時間を取り、飼い主個人に固執させないことが大事です。

正しい主従関係を築くのはそうむずかしいことではありませんし

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教育という目的をはき違えなければ様々な問題行動は産まれません。

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お互いのプライバシーを守り、擬人化を起こさない為の区別を意識させるには言葉が通じない犬には安全な縄張りを与えるべきです。

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飼い主の縄張りを自由にさせるのは問題行動を起こさないようにしつけが終わってからで十分です。分離不安を起こさない為に必要な事をするには飼い主の我慢も必要です。

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犬が肉球を舐める場合

犬が肉球を舐める場合には皮膚疾患も考えられます。
犬は靴や靴下をはいていないので、地面と接触する足の裏は様々な刺激を受けます。頻繁に舐めている時は異常が無いか確認しましょう。

犬が肉球を舐める原因

肉球は散歩に出かければ様々な刺激を受けますから表面には多くの傷がつきます。何かを踏んでで刺さったり、虫に食われたりなど。
さらに足の裏には汗腺も多く、汚れと湿り気で菌の繁殖には好条件です。雑菌が繁殖しやすい季節になれば痛みや痒みが生じる事も珍しくありません。また指の間なども湿度の高い季節には擦れて炎症を起こしたり皮膚が柔らかく傷つきやすいので注意が必要です。

亜鉛やリノール酸のバランスが崩れたり不足すると肉球の荒れはひどくなりますから、余計にかゆみや痛みが生じる事も。

皮膚病で舐めている可能性も疑われます。様々な皮膚疾患で指の間に炎症が起きると足先や肉球を舐める事があります。
指の間にブツブツと発疹が見られたり炎症を起こし腫れていたり脱毛が見られる場合には、真菌やカビが原因の膿皮症やマラセチアに感染しているかもしれません。

犬が肉球を舐めるのをやめさせるには

肉球がカサカサしたり高質化したりしているなら栄養バランスが崩れていることが考えられます。
肉球の潤いがなくひび割れなどの傷があれば菌が付着し繁殖する事で痛みや痒みから犬が舐める事になりますので、食事の見直しと足裏のケアをして皮膚の健全性を取り戻しましょう。タンパク質(リノール酸)や必須ミネラル(亜鉛)の不足が皮膚の高質化を引き起こします。
詳しくは下記をご覧下さい。

犬のフケを予防するカギは餌の栄養分にあった!改善の為の食事とは?

アレルギーなどが原因であればアレルゲンの除去の為の掃除に腸内環境の健全化を図りましょう。ノミやダニの予防などもしっかりと行って下さい。

犬の性格によっては緊張や興奮から足の裏が汗で湿る事がありますが、犬の体温と高い湿度で菌が繁殖する環境が揃ってしまうと痒みが出る事もあります。ペット用のウェットティッシュなどを活用しましょう。

犬がお腹や脇腹を舐める場合

お腹に炎症や湿疹がみられる事が多いのは被毛がほとんどない部位だからかもしれません。その分舐めている姿が確認できたら患部などの異常にも気づきやすいと思います。
また内部の痛みや違和感で舐めるということも考えられます。

犬がお腹や脇腹を舐める原因

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犬のお腹は被毛や皮膜も薄くかなり無防備ですから、菌の餌食になることもしばしば。さらに四足歩行の犬ではノミダニがお腹につきやすく被害にあいやすい為、赤みや湿疹が出やすい部位でもあります。
また内臓疾患(胃炎・腸炎)などで痛みがある場合でも犬は舐める事がありますが、これは人間が腹痛の際にお腹をさするような行為と思われます。
下痢や便秘などが見られる場合に舐める事もありますし、お腹を舐める仕草からそれに気づくこともあるでしょう。

また排尿の際にお腹におしっこが付くことで皮膚がかぶれる事があります。尿に含まれるアンモニアや酵素などが皮膚に刺激を与えるため痒みを覚えるようです。
興奮して漏らしてしまう(うれション)が原因の事もあります。お腹を出してする犬や、もじもじと腹ばいになって腹部を床に擦り付ける犬は特になりやすいので興奮させないように接するように心掛けて下さい。メスなどは生理の血が付いたりしても同じようにかぶれる事があります。

犬がお腹や脇腹を舐める時の対処

お腹の皮膚は被毛も薄く確認しやすいので湿疹や赤みがあるかを日頃からチェックする習慣をつけましょう。うれションが原因であれば興奮させないように接したり、してしまった後はお腹周辺を清潔にしてあげて下さい。

患部の確認をして異常が無ければお腹の張りや体温を確かめてみましょう。便の様子や食欲不振など気になる点があれば皮膚疾患よりも内臓疾患の心配もあります。早目に動物病院に連れて行って下さい。

舐める行動の原因がストレスということも考えられます。
足を舐める場合と同様に飼育環境や関係性が問題になることもありますので、特に神経質な性格の犬であれば根本にあるストレスを取り除くことが必要ですし、少しづつ慣らしていくようにしましょう。

まとめ

犬が舐める原因は様々ありますが、人を舐める時は感謝や親愛のメッセージ出る事が多く、コミュニケーションとしての舐めですから、そんなに気にする事も無いでしょう。
犬が自分の身体を舐める時は何かしらの異常を感じるからです。アレルギーやストレスが原因の舐めは改善に時間が掛かりますし、何が刺激となっているかなどが特定できなければ長引きます。

一番の対策は犬が健康でいられるように、しつけや運動と栄養管理を徹底する事でしょう。舐めるという行動が異常を告げるサインである以上、予防の為の飼育を心掛ける事が大切です。

本日も最後までお付き合い頂きありがとうございます。

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