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犬猫に牛乳を与えてもいいものか子供にもわかる話をしよう

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ペット屋の息子です。

今日は犬猫に牛乳を与えることについて書いていきます。

ちなみに今回も他の方の様に役に立つ情報をお届けしようというものではありません。正直

プロです!詳しいです!毎日勉強してます!

と言えるようなものは僕にはありませんので、ただのペット屋の息子のつぶやきだと思ってさらーっと聞き流して下さい。暇つぶしに読んで頂ければ幸いです。

まあそれでも何で与えるべきではないのか基本的なことは書いておきますけど、そういうのは調べればいくらでも出てきますからね。

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犬猫に牛乳って必要ないに決まってるでしょ

簡潔に言うと与えるべきではありません。
栄養価がどうとか与えるとどういう点で悪いのかは後ほど説明しますが、生物学的におかしいと思いませんか?
草食動物の母乳を食性の違う犬や猫が飲むのは非常に不自然なことです。もちろん人間もですが。

牛の乳を飲んでいいのは子牛だけです。

犬や猫が牛の乳を飲むなんて当たり前であるわけがないと僕は思います。
ごく稀に、親が死んでしまった動物の子供を別の動物に育てさせるなんてのが美談として取り上げられていますが、自然界ではおよそありえないことです。
牛だって離乳が済めば母乳は飲みませんからね。

牛乳の何が問題なのか?

話が終わってしまいましたけど、さすがに結論が早すぎると思うので、一応それらしいことも書いておきます。

簡単に言うと成犬は乳糖を分解できないからです。
犬に牛乳を与えると、乳糖が分解できずに下痢を起こすことがあります。

では離乳の済んでいない子犬にあたえるのはどうでしょう?
犬の母乳にも乳糖が含まれているので問題は無いように思えるかもしれません。

しかし牛乳の方が乳糖の割合が多い点と、食性の違いで牛乳と犬猫の乳では栄養成分が変わりますので、母乳の代わりに牛乳で育てようというなら栄養不足に陥ります。
というわけで犬に牛乳を与えてはいけません。

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牛乳以外の乳製品を与えることについて

ついでにチーズやヨーグルトについての記載もしておきます。
どちらも発酵というプロセスを経て作られる乳製品ですが、犬や猫にはどういった影響を及ぼすのでしょう。

チーズ
チーズ製造時に乳清(ホエイ)と乳糖は除去されています。わずかには残るようですが摂取しても全く問題ない程度です。
チーズは栄養価が豊富ですので与え過ぎには注意が必要ですが、そのあたりは皆さんご存知でしょう。チーズを与えるのであれば乳糖の事は気にする必要はありません。

ヨーグルト
牛乳を発酵することで製造する点はチーズと同じですが、酵素を利用せず乳酸菌のみで発酵させる点で違いがあります。
乳酸菌の働きで乳糖が乳酸に変化しますので乳糖は減るので安心して与えられます。
というような記述が多く見受けられますが、これは正しくもあり間違いでもあります

確かに乳糖は乳酸に変化しますので減ることは事実なのですが、一般的に販売されているヨーグルトは製品によっての差はありますが、パッケージに表記されている乳糖の含有量は牛乳とそう変わりません。

どういう事かというと、乳酸菌が乳糖を乳酸に変えられる量がそれほど多くないことと、ヨーグルトの形状を固形化するために乳固形分を増やしているからです。
しかし牛乳と同量の乳糖が含まれているヨーグルトを与えても下痢を起こすようなことはほとんどありません。

これは推測ですが、当店で販売しているドッグフードの中に菌の代謝物の働きを利用し腸内環境を整えるプレミアムフードがあります。
それと同様に、ヨーグルトに含まれる乳酸菌が胃酸で死滅しても、代謝物であるラクターゼは酵素としての働きを保っているからでしょう。
小腸での水分吸収を阻害する乳糖を分解していることが考えられます。

というわけでチーズやヨーグルトを与えることは問題無いと言えます。

まとめ

詳しく説明するとめんどくさいので割愛しました。乳成分の違いや、糖がどうやって分解されて吸収し栄養になるかを詳しく聞きたい方はご来店下さい。ここで栄養士レベルの話をする必要もないでしょう。

人間が牛乳を飲むようになった理由はわかりませんが、冒頭でも述べたように犬や猫に牛乳をあげるのは不自然なことです。チーズやヨーグルトが作られるようになったのはそういったデメリットを解消する意味もあったのかもしれませんが、人間ならではの食に対する欲求からでしょう。犬や猫がその恩恵にあずかるのは家畜化された特権ですね。

ちなみにチーズをあげることで塩分過多を気にしたり、警告する方もいらっしゃるようですが、イヌ科やネコ科の肉食動物はナトリウムを多く必要としない体の構造でありながらナトリウム量の多い肉を食べていました。過剰なナトリウムを尿中に排泄できるような機能が腎臓に備わっています。したがってチーズをおやつ程度に食べたとしても、塩分の過剰摂取は何ら問題にはなりません。

ただ心臓病を患っている個体ではそういった機能に衰えがある様ですので、塩分の摂取は控えましょう。

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