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犬のフケを予防するカギは餌の栄養分にあった!改善の為の食事とは?

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ペット屋の息子です。

今回は犬のフケについてのお話です。

犬のフケは生活環境やアレルギーとも無関係とは言えません。その原因は様々ありますが、多くは食生活の見直しで改善すると思います。
嗜好性に特化した安価なフードでは不足しがちな栄養素もありますし、いくら良いフードと言っても体に合う合わないなどもあります。
このことは犬や猫だけではなくすべての動物に言えることで、飼い主である人間も同様に言えることです。

生活習慣や体の構造の違いはありますが、ペットとして生活する犬や猫と人間とでは食事からしか摂取することのできない栄養素はほとんど同じです。
つまりフケの原因も同じであることが多いのです。
もしあなたがフケでお悩みなら今日の話はお役に立つかも入れません。最後までお付き合い頂ければ幸いです。

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犬のフケの予防は亜鉛とリノール酸

結論から言うと亜鉛とリノール酸を十分に摂取することで改善する事があります。

リノール酸は必須脂肪酸の一種で、哺乳動物は体内で生成することができない為、食事から摂取するしかありません。リノール酸が不足すると、抜け毛やフケが増え、髪の潤いが不足します。また、擦り傷や切り傷などの回復の遅れも見られるようになります。

亜鉛は必須微量ミネラルの一種で、体内の多くの部位の組織に存在します。
皮膚や被毛の健康維持には必要なミネラルで、不足すると様々な不調をきたします。例えば短毛種に多く見られる不全角化症(パラケラトーシス)は亜鉛不足が原因と言えます。

フケが出るという事はこのパラケラトーシスの前兆とも言えますので、けして無視してはいけない不調のサインです。微量ミネラルとは言え必須栄養素である亜鉛は体の中で作りだすことができません。

亜鉛が不足してくると「肉球の柔らかさ」が失われることがあります。散歩を良くする犬は足の裏が硬く厚くなる。そう思っている飼い主も少なくないかもしれませんが、もし症状がみられるなら亜鉛の摂取をしてみてはいかがでしょう?

人間では摂取上限量は1日14㎎。犬であれば体重当たり0.9㎎。しかしフードにも含まれているものですからその半分から。

肉球のゴワつきが深刻になればその影響は顔にも表れます。鼻の頭も硬くひび割れがみられるようになります。そして亜鉛は抗体生産にも関わるミネラルでもあります。
さらに血液中ではビタミンAの運搬を担い、生殖機能にも深く関わりを持っています。

リノール酸と亜鉛はそれぞれを与えるよりも同時に摂取することで、毛艶を増し、フケの量が減ることが実証されています。

犬のフケを改善するエサとは?

僕のブログを読んでくれている方ならば予測がつくと思いますが、いつも言うように良質なフードかどうかは結果でしか判断されません。
犬は犬種毎に特性が違いすぎる上に、個体差もありますからお勧めのエサはと聞かれても答えようがありません。AAFCOの基準からすれば亜鉛の摂取量は1日0.9mg/kgとなっていますが、この数値を満たせばフケが出ないという事もありません。

しかし今与えているフードの亜鉛の含有量が上記の数値以下であれば、基準と考えてフードを切り替えるのも1つの方法だと思います。
一般にプレミアムフードと呼ばれる餌であればリノール酸が不足することは考えにくいので、亜鉛の量を1つの目安に考えてみても良いでしょう。
もともと亜鉛は精白していない穀類や肉類には多く含まれていますが、粗悪な低たんぱく高炭水化物のフードでは不足しがちなミネラルでもあります。

一般的に流通しているペットフードにはAAFCOの栄養基準を満たしているとの表示を見かけることがありますが、AAFCOはあくまで基準を提示しているだけの機関で、検査を行ったり認定をするわけではありませんし、基準をクリアしていないフードが販売されていても、違法にはなりません。
しかしこのAAFCOの基準を満たしていないフードとなれば健康を維持することが難しいというのは事実と言えます。

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犬のフケを改善するサプリメント

実際に使用してみて効果があったように思えるサプリメントがあります。
協立製薬から販売されているミラコートというパウダー状のサプリメントで、皮膚や被毛の為の栄養成分をバランスよく含んでいます。

亜鉛は体の各部位で必要とされる栄養成分ですが、小腸で吸収される際に他の栄養素に影響を与えたり与えられたりします。
亜鉛と銅と鉄は吸収を互いに阻害しあうため、フケの量が増えたりやパラケラトーシスの兆候が現れたのであれば、亜鉛のみのミネラル分と吸収率を向上させるビタミンが同時に摂取できるミラコートはおススメです。
犬種によってはフードの切り替えを考えるより、体調に合わせて不足しがちな栄養を追加する形での食事管理が有効かもしれません。ミラコートのようなサプリメントであれば、影響を受けるのは他のミネラル成分だけなので、フケの状態を確認しながら量の増減で微調整が可能です。

犬に手作りごはんを与えることでフケが出ることも

安全性を考慮して手作りご飯を犬に与えている方もいますが、これがフケの原因をつくることもあります。
肉類をベースに野菜や穀物をバランス良く配合しても、必須脂肪酸や必須アミノ酸の数値は満たすことができるかもしれませんが、必要とされる亜鉛の量を満たすのは非常に難しいでしょう。
亜鉛を多く含む食材の代表とされるのは牡蠣ですが、食べなれていない犬にとっては消化に負担が掛かります。

犬や猫にとっての必要な栄養を満たす食事を再現することは非常に難しく、時間や費用もかかる為おすすめできません。犬にあったフードを買い与える方が無難です。

犬のフケはカビの繁殖を抑えることで改善される

犬のフケが多くなったり皮膚に炎症が見られるとすれば脂漏性皮膚炎マラセチア皮膚炎の可能性も考えられます。
マラセチアとはカビ(真菌)の一種で、健康な犬猫の表皮にも存在する常在菌です。この菌が異常繁殖することで皮膚の炎症をおこすのがマラセチア皮膚炎です。
マラセチアは菌ですから、犬の体温はもちろん、皮脂の分泌物が増えれば湿度も上がり、皮膚の脂肪分を餌にあっという間に数を増やしていきます。

フードの栄養バランスの乱れで皮脂の分泌物が増えたり、亜鉛が不足することでコラーゲンやケラチンの合成に支障をきたし、皮膚のバリア機能も失われます。その結果フケが増えたりマラセチアの異常繁殖を引き起こします。

粗悪なフードを与えていれば栄養が不足してそうした事態を引き起こしかねません。また良質なフードであっても犬種や個体差によっては亜鉛が不足しがちです。皮膚の健全性を保つために必要な成分の亜鉛を摂取することで、マラセチアの繁殖を抑え、フケの量を減らすことも期待できます。

まとめ

フケと亜鉛は密接な関係にあることは理解して頂けたでしょうか?
もちろんリノール酸とのバランスが大切です。それぞれがどの程度含まれていれば良いかは、対象が動物で、ましてや犬となれば決して数値で言い表せるものではありません。被毛の厚い長毛種ともなれば、換毛期で新たに形成される毛の為のケラチンの合成に消費される亜鉛は短毛種よりもはるかに多いでしょう。常に犬の状態を観察し確認することが大切です。

やはりフケが出るという事は一つの目安となります。しかし、体色や毛の長さによっては目立たないので肉球や鼻の状態で判断することもできます。柔らかく潤いがあれば要求量を満たしていると考えられます。
こうしたことからも良質なフードかどうかは結果を見るべきだという事が理解して頂けるかもしれません。

どのような原料でどういった成分がどれだけ含まれているという事でフードを判断しても、与えた結果が良いとは限りません。
だから世の中には多くのフードが存在するのでしょう。

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