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犬の健康維持に覚えておきたいドッグフードのおすすめカスタマイズ!

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ペットショップチロルの息子です。

ドッグフードを与えているだけで犬の健康が維持できる

そう思っている方もいるかもしれませんが
僕は難しいと思います。

今回はその理由と
ドッグフードを理想の食事に近づけるためのポイントについて
簡単にお話ししたいと思います。

ドッグフードを最高の食事にするために2つのポイントを忘れるな!

ドッグフードをカスタマイズするにあたっての重要なポイントは2つ

  • 加熱加工の段階で失われた栄養をどう補うか
  • 季節や環境の変化に合わせて栄養バランスを変える

です。

動物は料理をする習慣がありませんから
人間の作った保存食は犬に相応しくないというのは
以前にもドッグフードの欠点で話しましたから
ご理解いただいている方も多いと思います。

ドッグフードのデメリット!犬にとって理想の食事と言えない4つの理由

人間が加熱調理した保存食だけで犬の健康を維持するのは
現時点では不可能でしょう。

犬よりも栄養学も進歩していて
火を使っての調理を長く続けてきた人間にだって出来ません。

また、犬も人間も同じ環境で生活するようになりましたから
人間が行っているような食事への配慮は犬にも有効です。

そのことを意識して行いながら
犬の様子を見て最適な食事を探っていきましょう。

犬に不足しがちなビタミンと脂肪酸をどう補うか?

調理という技術や文化を持つ人間でも生食を続けています。
野菜や果物、魚などは生で口にする機会が圧倒的に多いでしょう。

ドッグフードではその点で人間の食事に劣ります。

人間なら新鮮な食材を使いそれに合わせた食事を選択できますが
犬は自らそれを行うことはできません。
必要に応じて飼い主が行うしかないのです。

ドッグフードの欠点を補うにはやはり鮪の油がおすすめです。

鮪の油で脂溶性ビタミンとオメガ3のEPA&DHAを効果的に摂取!

脂溶性の全てのビタミンとDHAやEPAが豊富に含まれています。
加熱に弱い栄養成分を、特殊な製法によって非加熱で抽出し
酸化しない油になっています。

与え方もフードに何滴か垂らすだけと手軽で価格もリーズナブル。
ほとんど同じ効果のあるアンチノールよりも低価格で効果的です。

アンチノールも高い評価を得ていますが
そもそもアンチノールは薬ではなくサプリメント(「栄養補助食品)です。

与えることで改善が認められた症状は
アンチノールに含まれる栄養成分が不足したから起こっているだけですから
初めからそれを意識した食生活を行っていれば未然に防げることの証明です。

治療にアンチノールを与えるのなら
予防のために鮪の油を添加する方が良いに決まっています。

教えたい!犬にEPA&DHAを補給するならアンチノール以上の商品がある

犬にも季節ごとの食事を心がけよう!

多くの人が気温を考慮してフードを与えることを忘れがちですが
その話はもう以前このブログでもお話ししたので
今日は気温ではなく季節の変化に合わせた食事がいかに大切かを
理解してもらうための話をします。

日本には四季がありますから
季節の変化はみなさんも意識しているでしょう。

夏の暑さと冬の寒さは文明や科学に頼って生きている人間でもかなり堪えます。
厳しい季節に健康を維持するためには食生活はとても大切です。

人はその季節に合わせて旬の物を食べるように心がけています。

でもほとんどの飼い犬は1年中同じフードを同じ量与えられる生活をしています。
たとえ犬が季節や体調に合わせて食事量をコントロールしようと
自分の意志でフードを残したとしても飼い主がそれを理解せず

何で食べないんだろう?飽きたのかな?体調が悪いのかな?

と手に乗せてフードを与えたり、おやつを与えたり
試供品をもらってきたりして工夫してしまいます。

犬の努力を無駄にしている飼い主って実は結構多かったりします。

犬だって人と同じように暑さや寒さを感じるのですから
同じようなケアを犬にどう行うかを意識しましょう。

例えば人間なら夏はスイカなどの水分の多い果物を食べたり
そうめんなどの食べやすく消化に良い食事が多くなります。

つまり夏の高温多湿の時期を少しでも快適に過ごすには
消化吸収率の良い物や、抗酸化作用の高い物が良いということがわかります。

フードをふやかして冷やして与えたり
ウェットフードを中心の食事に変更するのも良いでしょう。

ビタミンなどのサプリメントを添加したり
夏用と冬用のフードを分けるのもおすすめです。

冬は以前にも栄養管理についても話しましたが
乾燥が気になる季節ですし体温と外気温の差も大きくなります。
良質な脂肪分で潤いと摂取カロリーを増やし、冬毛を育てるために
高タンパクなフードを推奨します。

冬を乗り切れ!寒さに負けない犬の被毛作りに必要な食事の解説

冬の寒い時期に子犬を迎えるための準備と寒さ対策の4つのポイント

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犬の年齢に合わせた食事の配慮を!

あとはそこに年齢を考慮することです。

子犬の時期の栄養管理

子犬であれば体重が少ない分気温が体に与える影響は大きく
全年齢で比較すれば体内水分量は多い状態です。
成長期でもありますからより多くの栄養が必要です。

成犬の時期の栄養管理

成犬期は最も安定して過ごせる時期です。
逆に言えば太りやすい時期でもあります。

成長に必要なエネルギーも少なくなりますし、栄養過多に注意しましょう。
見た目には健康的に見え油断が起こりやすい時期でもあります。
老犬になってから起こる問題の種を育てないようにするために
早くから準備しておく必要があります。

老犬の時期の栄養管理

老犬期は表面化した問題をどう抑えるかや改善するかの時期で
予防の時期はもう過ぎています。
症状に合わせてしっかりと管理しましょう。

ドッグフードはシニア用のフードなどもありますが
含まれる栄養成分に差があっても
形状や硬さなどが年齢が変わっても違いが少ないので
与え方に工夫が必要です。

高齢になると体内水分量も少なくなるので
ふやかしたフードやウェットフードが中心で良いと思います。

歯石や歯垢が気になる方もいるでしょうが
日頃からデンタルケアをしっかりと行っていれば
犬も慣れてきますし、内臓機能を健全に維持できるかの方が重要です。

腸内環境への配慮をより一層心がけましょう。
消化能力の衰えは見た目にわからなくとも
進行して行きますから、1回量を少なく回数を多く与えるように。

まとめ

犬の健康のためにはやはり食生活を意識することが大切です。

抗酸化作用の高いビタミンや脂肪酸タンパク質など
それぞれの栄養を季節や体調に合わせて増減しましょう。

暑い時期や寒い季節に自分が何をどう意識するかを考えれば
犬にも応用できますから。

大抵季節の変わり目などに、テレビ番組で健康食材が紹介され
効果的な調理法や食べ方も教えてくれています。

テレビで紹介されている食材をそのまま犬に与えるのは
良し悪しもありますが、それに含まれるどんな成分が有効かなど
参考になることもあるはずです。

これからも犬の健康のために頑張ってください。
お困りのことはできる限りお力になりますのでお気軽にご相談ください。

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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