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失敗しないトイプードルの子犬の選び方!外せない4つのポイントとは

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ペットショップチロルの息子です。

これからプードルを飼おうという方に知っておいてほしいことがあります。
トイプードルに限ったことではありませんが、ペットとの幸せな生活を望むなら長く健康でいられる犬を選ぶ必要があります。

ペットは自分で病院に行く事も、自分で治療費を支払うこともできませんし、何より自分の愛犬が痛い思いや苦しい思いをしているのを見るのは心苦しいでしょう。

いつまでも健康で長生きしてもらうためには素質のしっかりした犬を選びましょう。

多くのプードルの出産に立ち会い、数百頭のプードルの子犬を譲渡し、トリミングで健康状態を確認している僕なりの経験から子犬を選ぶ際のポイントをお伝えしたいと思います。

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 プードルの子犬を選ぶのはプロでも難しい理由

前置きが長くなりますから読み飛ばしていただいても構いませんが、まずプードルを選ぶのがいかに難しいかを話していきましょう。

愛らしい見た目に明るいキャラクターで多くの方から愛されることになったトイプードルですが、実際に飼いやすいかと聞かれれば、返答に困ることがあります。

というのもこれだけ飼育頭数が多くなるとどうしても犬の質は下がりますから。

 トイプードルの人気向上で平均的な犬質が下がったから

ダックスやチワワもそうですが、一度人気に火が付くと需要と供給のバランスが崩れ、価格はどんどん上昇していきます。しかし動物である犬は商品のようには生産を増やすことは難しい状況です。

産ませれば売れる!

そう思ってプードルの繁殖に走り、両親となる素質を持たない犬を使った繁殖をしてしまう方もいます。(いわゆるパピーミル業者と言われる方たちですね)

こうした状況は犬にとってはとても良くない状況です。明らかに健康的に問題がある個体の数が増えますから。
ブームに後押しされて飼育を考える方も多いでしょう。こうなるともう卵が先か鶏が先かという話になってきます。

いずれにしてもトイプードルの健康的な問題は人間が作り出したことに違いはありません。

とにもかくにもプードルという犬種のスタンダードは失われ、乱繁殖の結果生まれた犬がペットショップに並び、今までなかったような疾患を抱えた犬が増えてしまったというわけです。

飼育されている多くのトイプードルが健全な骨格形成でないという事は以前の

失われるトイプードルの健康!ヘアカタログを見て衝撃を受けた話

で話した通り、結構深刻な状況です。
こうした状況では健全なプードルを迎え入れたいという思いはあってもなかなか難しいでしょう。ハッキリ言ってしまえばペットショップで犬質の良いプードルを知識や経験のない方が選ぶのはほぼ不可能に近いという事です。そもそもプードルの子犬を見て将来性を判断するのはプロでも難しいものがありますから。

トイプードルはもともと骨が弱い犬種ではなかった

人間の手によっていくつもの犬種が作り出されましたが、犬は狼から生み出された動物です。頂点捕食者として生態系のトップに君臨していた野性的本能と狩猟に長けた身体的特徴はけして失われてはいません。
プードルは今でこそぬいぐるみのような風貌で頂点家畜種(人気ナンバーワンペット)として収まっていますが元々は優秀な鳥猟犬です。あの独特なプードルカットもその名残ですから。

トイプードルは猟犬ではなくトリュフなどの探索犬として使役されていましたが、身体能力も高く従順な性格と知性を買われベルギーではサーカスの犬として重宝されていました。

そうした歴史的背景から見てもパテラ(膝蓋骨脱臼)などがこれほど多い犬種ではなかったはずです。
鳥猟犬として利用されサーカスで飼育されていた犬が足腰が弱いはずはありません。つまり正しいプードルを選ぶ事ができれば健康寿命は長いと考える事ができます。

 トイプードルを選ぶ上で重要なポイントはバランスの良い骨格形成

  トイプードルではありませんが理想的なバランスのプードルです

宣言通り前置きが非常に長くなりましたが、前述の通り正しい骨格形成の犬を選ぶ事ができればまず心配はありません。
しかしながらフワフワの被毛に隠れた体のラインを見抜くことは相当な経験が必要です。
犬の質の話になると

ショーに出すわけじゃないから良い犬でなくてもいい

という方も多いのですが、健康という事を考えれば血統や骨格のバランスは非常に重要です。
そのあたりの話は下記投稿で詳しく話しましたが、画像から見て頂いても明らかです。

ティーカッププードルや豆柴を飼いたい人に聞いてほしい体重と骨の話

犬の骨格の歪みは健康寿命を確実に縮める!

正しい姿勢で立てない犬は走る動作にも影響を及ぼしますし、正しい骨格でなければ筋肉の収縮が起こるたびに体の歪みはひどくなります。犬はどこまで行っても動物ですから動くという機能に問題が無いかどうかは大切です。そのことがどんな意味を持つか肩こりや腰痛をお持ちの方もうお判りでしょう。

骨盤の歪みが腸の働きに影響することは良く知られた事実です。骨格は内臓機能が正常に働くための支えでもあるのです。

犬種のスタンダード=健康ではない

しかし犬種のスタンダードが正しい骨格形成とは全ての犬種に共通して言えることではありません。

例えばブルドッグなどは使役用途に合わせて無理な交配を行い、健康と長寿を犠牲にした身体になってしまっています。

さらに言えば被毛や色といった犬種特徴を作り出す遺伝子に遺伝疾患がのっかってしまっているケースもありますから、スタンダード=健康とは言えません。

ただ使役用途が狩猟などに関係する犬であれば骨格形成についてはスタンダードの基準で問題はないのでは?とは思います。
走る、狩る、探すとかですね。

人間は動物界最高のランナー!犬や馬を凌ぐその速さの秘密に迫る

骨格のバランスについては以前にも詳しく話していますので下記投稿をご覧下さい。

失敗しない子犬の選び方を画像で説明!プロがみる3つのポイントとは?

トイプードルの子犬の画像も載せて解説していますからそれを読むだけでも、もう失敗はしないでしょう。
と言ってしまったら今回の話をした意味が無いので、補足情報も書き加えておきます。

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失敗しないトイプードルの選び方のポイントを紹介

トイプードルに限ったことではありませんが、健康な子犬を選ぶ事が出来ればその後の負担は金銭面でも精神的な面でもずいぶん楽になります。これからプードルを飼おうという方にはぜひ実践して頂きたいと思います。

1、プードルは信頼できるブリーダーから迎え入れるべし!

僕の立場からしてこんなことを言ってしまうのはどうかと思いますが、トイプードルという犬種に限定すればショーブリーダーで犬を迎え入れる事はおススメです。
トイプードルという犬種の特徴と疾患の遺伝形質は=ではありませんし、ペットショップに陳列されているプードルの半数以上はパテラのリスクがすでにある子犬です。ショップによってはそれを伝えないで販売する場合もあるようです。

だからと言ってブリーダーが全て良いブリーダーとは言い切れません。しかし両親や育成環境を確認できる点でもショップで子犬を選ぶよりもリスクは少ないでしょう。

正しい骨格形成で健全な飼育環境で育った犬は安心感があります。特にプードルは被毛の美しさも評価の対象になりますので、名の通った優秀なブリーダーであればそれに合った栄養管理がしっかり行われているのはほぼ間違いないはずです。

トイプードルの子犬を選ぶのに親や血統が重要な理由

子犬を選ぶ点で両親が健康かどうかは遺伝的な問題ももちろんですが、犬は妊娠中の約2か月間を母親の体内で過ごします。当然ですがその間は母親から摂取する栄養のみで身体を作るのです。

胎児が良く育つためには栄養吸収率や栄養変換率が良いフードはもちろんですが、母親の腸内環境が健全でなければフードの栄養を十分に吸収することはできません。
ですからどんなフードを与えているかよりも健康状態が維持できているかを個体の状態で確認する必要があります。その為には犬種に精通し、多くの経験と知識が必要とされます。

正しい栄養管理ができなければ母親の健康維持はもちろん、子犬が満足に育ちません。出産後も母乳を与える期間が40日は続きますから。
さらに言えば子犬が母親から得るものは栄養だけではありません。腸内細菌は母親から獲得するのです。

犬と乳酸菌についての考察その2。有効な摂取方法とおすすめの商品

そこまでの事を意識して栄養管理を行っているブリーダーがいるかはわかりませんが、生涯の健康を左右する腸内フローラの形成は生後42日までですから飼い主にはどうすることもできません。

そして皆さんが最も気にされるサイズバラエティですが、プードルはサイズが体の高さで明確なサイズが定められている犬種ですから、姿形の美しさとサイズという点でもしっかりと血統管理できているブリーダーから迎え入れる方が安心できると思います。

それでも優先されるのは子犬自身の素質が良いかどうかです。いくら血統や両親が素晴らしいからと言っても子犬が同様な犬に育つ保証はありません。優秀な成犬は子犬の何十倍の価値があります。美しさは健康の上に成り立つものだから成犬になり長期間美しく健康を維持できる犬だからこそ価値があるのです。

犬猫の価格と価値の不思議とオスメスの価格差について語る。

ブリーダーはそうした犬を飼育しているおかげで子犬を産ませ対価を得る事ができるのです。愛情もありますから相当な金額を提示しても譲ってはくれないでしょう。

ブリーダーの良し悪しをどこで判断するか

トイプードルのブリーダーも多くいますし、正直どのブリーダーがいいかなんて一般の方には判別しかねると思います。
清潔な環境という事は絶対条件ですし、そこだけでは経験や知識が豊富で子犬のレベルが高いと言い切れません。

個人的には犬の価格の違いをしっかり説明できる方であれば安心だと思います。
もちろん人気の色だとかサイズが小ぶりだからとか顔がかわいいとかそんなことではなく、正しい身体の構成だったり、欠点や疾患についての差を説明して頂けるかなどです。

後はご自身がなるべく多くのプードルを見て触れる事が重要です。
新しい家族を迎え入れるのですから健康面での妥協は絶対にしてはいけません。ペットショップの犬との違いもしっかりと見極める事ができるように多くのショップで犬を見て触れることが大切です。
その際に見るべきポイントもご紹介しましょう。

2、トイプードルの子犬はサイズが小さくて体重が重たい個体を選べ!

 

プードルをお探しの方は大抵体重を軽い子を選びたがりますがこれはNGです。サイズよりも重たい子犬がおすすめです。
骨量骨密度が高い犬の方が体の歪みを起こすリスクは少なく、ケガの心配や関節疾患等のリスクが低くなるからです。

ティーカッププードルや豆柴を飼いたい人に聞いてほしい体重と骨の話

サイズが小さくて軽い子犬がやせ細っていたら要注意です。ペーパーボーンや骨粗鬆症のリスクもありますが、そういった犬は摂取した栄養がその日を過ごす為に使われ成長が阻害されていますから、栄養状態が改善されれば成長率が戻り大きく育つことがあります。

サイズは小さくともむっちりふっくらした体重の重たい犬を選びましょう。

3、子犬のトリミングが定期的にされているか?

犬を選ぶときは必ず抱っこすることが重要ですが、体に触れることで痩せていないかなどが確認できますし、なにより清潔に管理されているかを確認する事ができます。その際には必ず足裏の毛を確認しましょう。

犬によってはトイレを毎回失敗し身体が汚れていることもありますが、お尻周りを見ることで便の状態がわかったり、アレルギー反応の有無を確認することもできます。

便や尿で汚れることはたまたまという事があるでしょうが、足裏の毛が伸びているかどうかは定期的にトリミングが行われているかの判断基準になります。
足裏の毛が伸びすぎていると姿勢に大きな影響を及ぼし身体の歪みを作る原因になりますからさりげなくチェックしましょう。

4、正しい社会化が進んでいるかを確認すべし!

他の犬との交流がきちんと取れる犬かどうかも見ておきたいポイントの一つです。
ブリーダーであれば兄弟や親と一緒に過ごしているでしょうからあまり気にしなくてもいいと思いますが、ペットショップで気に入った犬が居たならほかの犬と遊ばせてみてとお願いしましょう。

ショップでは個々のケージに入れられていることが多いので社会化期を健全に過ごせていないことがあり、後々問題行動を引き起こす可能性に繋がります。性格は飼い主との関係や飼育環境でガラッと変わりますが、しつけのしやすいかしにくいかの難易度は低いに越したことはありません。

もしこの申し出を感染のリスク云々で断るとしたら個人的にそのショップでは犬を購入することはおススメしません。
大手のチェーンであればなおさらです。そうした感染のリスクを防ぐためにワクチンを接種し、なおかつその費用を購入者に負担させるというパック料金を価格に上乗せしているショップがほとんどですから。
子犬同士の交流ができる衛生管理を維持できていないショップということであればパック料金等に含まれているワクチン代を支払う意味がありません。

トイプードルの毛色にこだわるなら遺伝の組み合わせが重要!

毛色については遺伝的要素が強いし、色が薄くなったとしても健康に問題が無いことが多いので個人的には選別のポイントではありません。栄養管理で色が薄くなることはもちろん考えられますがそれは飼い主の管理の問題であることが多く、子犬の良し悪しを決める事にはなりません。
もし退色を起さないプードルをお探しなら遺伝という物をしっかりと理解し血統管理を行っているブリーダーから犬を迎え入れましょう。

例えばレッドでも遺伝子の組み合わせからすると

  • eeBB
  • eeBb
  • eebb

の3種類があり、BBのホモ結合がもっとも濃く退色を起こしにくいのです。
ブラックもEEBB(ジェットブラックと呼ばれる黒を作り出す組み合わせ)が最も美しい体色になる組み合わせです。

ちなみにカラーでも性格が違います。そのあたりの事は下記投稿をご参考にして下さい。

犬の毛色で性格も変わる?犬種のルーツからしつけを考える

まとめ

簡単にお話しするつもりが結構なボリュームになってしまいました。
とりあえず体重が重くしっかり詰まった個体の子犬がおすすめです。そして定期的なトリミングで清潔にされているかどうかを確認しましょう。

うちは専門ブリーダーではありませんが白のトイプードルなら良い子犬が育っています。母親の犬質は素晴らしく父親も良い犬です。もちろん血統的にも申し分ないですし、子犬の素質も期待どおりでした。気になる方はぜひ!

もしこれからお飼いになる方でご心配な方はいつでもご相談に乗りますよ。

中には共働きで犬が飼えないという方もいるかもしれませんが、諦める前にこの記事をお読みになってみて下さい。

トイプードルの飼い方は初日が肝心!共働きでも留守番可能な犬にするコツ

まったくの初心者で不安という方もいると思いますが、必ず皆さん初めてを経験していますから大丈夫です。

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共働きは犬種次第では犬を飼うのに最適!理由と飼育のコツを解説

他店やブリーダーでお迎えするつもりでも構いません。トリミングや栄養管理に当店をご利用頂ける方であれば子犬を購入頂いて終わりという顧客よりもはるかに優良な顧客ですから。

毎月の管理をするという契約で子犬を無料にするという里親制度もありますが、他店で購入頂いて通ってくれる方の方が、仕入れた子犬を無料にしなくて済む分利益も上がりますしね。

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本日もお付き合い頂きありがとうございました。

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