子猫の皮膚真菌症

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子猫の皮膚病は猫カビが原因?フケや脱毛の治療と予防の為の対策

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ペット屋の息子です。

いつの間にか梅雨入りしていますね。この時期は猫にとっても厄介な季節で皮膚のトラブルは非常に多くなります。
少し前に梅雨の為の準備の話を

猫は梅雨が苦手です。湿気の皮膚トラブルのちょっとした予防と対策

でさせて頂きましたが、みなさん関心がある様でよく読まれている記事の1つです。猫の身体の機能からすればこうした対策をすることは病気の予防などのトラブルを未然に防ぐ為には必要です。
春になると子猫を拾ったり貰ったりという方も増えてきていますし、周りで猫を飼い始め他のを見たり聞いたりしているうちに飼いたくなって、ペットショップで子猫を購入するという方もいらっしゃるようです。しかし飼い始めの猫や子猫などは皮膚トラブルが多く、動物病院を受診する猫の4割以上が1歳未満の子猫との報告が上がっています。
というわけで本日は子猫の皮膚病についての話をしましょう。

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子猫の皮膚病はなぜ起こるのか?

迎え入れた子猫が皮膚病になった。もしくは皮膚病になっていたことに気付かずに大変な思いをした方を何人か知っていますが、皮膚トラブルは治療に時間が掛かりますから予防する事が大切です。
特に子猫は成長期の途中段階にありますから、皮膚や被毛も出来上がっていませんのでかなりデリケートな状態です。
幼いうちは消化機能も不完全ですし、体重が軽い為体内の水分量も少なく体調も気温の変化に左右されやすい状態です。1年未満の猫は季節を体験する事も初めてですから体調を崩すのも無理はありません。

そして野良猫の多くは何かしらの病気に感染しているか、何かしらの菌を保菌している可能性も高いので、そんな猫が子供を産めばほぼ確実に子猫にも感染するはずです。

  1. 不完全な体の機能
  2. 小さな体
  3. 初めての季節
  4. 母猫からの感染

そういった様々な理由が子猫を皮膚病にしてしまうのです。

子猫の皮膚に炎症が見られたら?

飼育されている猫だけでも4匹に1匹が皮膚疾患を患っていると言われています。
皮膚の疾患と言っても原因や症例は様々ありますので、赤みや痒み、湿疹やフケ、脱毛そういった症状が見られたら要注意です。症例によって痒みがあったりもしますが、カビの一種が原因となる皮膚糸状菌症、通称「猫カビ」などは痒みがない為発見が遅れる事があります。日頃から皮膚のチェックや様子の確認をしましょう。

子猫に多い皮膚糸状菌症とは?

母子感染が多い為、抵抗力の弱い子猫には多く見られる皮膚糸状菌症ですが、猫カビと呼ばれるカビが皮膚や被毛に付着し、体の熱や湿気によって増殖し発症に至ります。
母子感染以外にも他の猫からの感染なども注意が必要です。さらにこの皮膚糸状菌症は人獣共通感染症のひとつでもありますので、人間にも感染する事があります。

皮膚糸状菌症は犬や猫では原因菌は3種類のみですが人にはもっと多くの菌の感染が確認されています。
しかし子猫や犬の皮膚糸状菌症の原因となる菌はイヌ小胞子菌「Microsporum canis」がほとんどで、直近で行われた調査でも検出された菌は全てイヌ小胞子菌でした。

子猫の皮膚糸状菌症の症状

初期症状では痒みがない為、脱毛が目立つまで発見が遅れる事があります。
束になってごっそり抜けるので気が付いた時には体のあちこちに円形の脱毛が見られるようになります。悪化するごとにフケやかさぶたが見られるようになり丘疹なども目につき始めます。

  1. 顔周りに円形上の脱毛がある
  2. 顔の皮膚が赤い
  3. 特定の部位を気にする(顔や足)

こんな様子が見られたら要注意です。

子猫の皮膚のフケ画像

菌は増殖のスピードが早く症状が見えた頃にはすでに体のあちこちに広がっています。特に耳の裏や顔などは症状が出やすいので少しでも異変を感じたらすぐに動物病院へ。

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子猫の皮膚の脱毛画像

皮膚糸状菌症の経験が無い方はこんなになるまでほっといたらかわいそうと思うかもしれませんが、目に見えない菌の被害は脱毛に気付いた時にはもう蔓延しています。一か所の脱毛に気付いたら身体をよく観察してみましょう。あちこちに円形の脱毛が確認できるはずです。
画像のような状態になるにはあっという間です。

子猫の皮膚糸状菌症の治療方法

治療には抗真菌薬の軟膏やローションの塗布や服用になります。また抗真菌薬の入ったシャンプーで薬浴することも必要に応じて行います。病変部や周囲の毛を取り除き薬が塗りやすいようにする必要があります。

また病変部の皮膚が露わになるので、再発を防止したり他者への感染を防ぐ意味でも住環境の殺菌・消毒も行いましょう。

皮膚糸状菌症に有効なシャンプー

皮膚糸状菌症には薬用サルファ・サリチル酸シャンプーがおススメです。イオウとサリチル酸は糸状菌に有効性を示し皮膚のケラチンを軟化・溶解させます。痒みやフケの防止や外部寄生虫症による症状の改善にも効果的です。

子猫の皮膚糸状菌症の対策

カビの菌を持ち込まない様に気を付ける事です。
目に見えない菌を持ち込まないようにすることはほぼ不可能ですが、基本的な対処として感染が疑われるような猫との接触をさせないことは心掛けましょう。特に同居先住猫がいる場合には子猫との接触は抵抗力がつくまで控える方が良いでしょう。
さらに屋外へ出る事がある猫であれば保菌している可能性は高いと思います。接触させないだけではなく、同じ物の共有を避け、飼い主も猫を触ったら手を洗う、着替えるなどの配慮も必要になります。

まとめ

猫カビはなかなか厄介で多頭飼いや長毛種では感染率も高く、気が付かないこともありますので、気付いた時には悲惨な状況になっていることも・・・
お店で飼育しているメインクーンの家族でも発症したことがありますが、気付いた時にはあちこち脱毛が見られ、体の1/3ほどがつるつるに禿げ上がったことがありました。毛が生えそろうまでにもかなりの時間が掛かりますし、範囲が広いと治療も大変になりますので、梅雨時には空気清浄機などのフル活用をおススメします。早期発見早期治療が何より大切です。

あとは腸内環境の健康維持を心掛けましょう。皮膚の健全性が失われると病気になりやすいので

猫は梅雨が苦手です。湿気の皮膚トラブルのちょっとした予防と対策

は読んでおいて損は無いと思います。
本日もお付き合い頂きありがとうございました。

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