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冬を乗り切れ!寒さに負けない犬の被毛作りに必要な食事の解説

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ペットショップチロルの息子です。

ペットの為の冬対策を考えれば飼い主が犬に対してできることは2つあります。飼い主が犬に寒さを与えないように努力することと、犬自身が寒さに強くなるように努力することをサポートすることです。

どちらが良いかはその人の考え方ですが僕個人としては、犬が本来持っている機能を活かし可能性を伸ばすために何かをしてあげる方が後々犬の為になるのではと思います。

というわけで犬が寒さに強い身体を手に入れる為にどうするかを考えてみたいと思います。

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動物の食生活と犬の食生活の違いから寒さ対策を考える

寒さ対策としては先日の話に合ったように脂肪を蓄えて体重を増やすのは効果的ですが、犬には人間に無い(少ない)体毛があります。

犬の体毛(被毛)は様々な刺激から体を守るため、体温を維持する為の役割を持っていますから、犬がそれを有効利用するためには毛が育つための栄養が必要です。

食物連鎖は良くしたもので、肉食動物の獲物となる草食動物も冬支度をして身体に多くの栄養を蓄えていますから、1年中同じ獲物を捕食したとしても自然とその季節に合った栄養を摂取することができます。

しかし飼育下にある犬は冬だからと言って自ら食べるものを選んだり変えたりすることはできませんし、ドッグフードやキャットフードも季節ごとに内容成分が違うという物でもありません。

ですから飼い主が環境に合わせて食事をコントロールしてあげる必要が出てきます。季節や気候の違いや室内飼育なのか外飼いなのか、もっと言えば犬のその日の体調や、どんな風に過ごしたかで食事の内容を変えてあげることが望ましいのです。

おそらくそこまでする人はいませんが、逆に言えば飼い主次第では野生で生きる動物以上に栄養バランスの良い食事管理は理論上可能です。野生の世界では食べたいときに食べたいものが食べられる環境だけは再現できませんから。

といつものように前置きが長くなりましたが、心の隅に留めておいて欲しい話ではあります。

冬を乗り切るための皮膚と被毛を育てるのに必要な栄養を知ろう

冬は気温が低く空気も乾燥しますので、犬の身体もそれに合わせて冬支度を始めます。被毛を増やし状態を維持する為に必要な栄養と、乾燥に負けないように皮膚の保湿の為の栄養摂取を考える必要があります。

犬の被毛に必要な栄養成分は?

毛はタンパク質の一種「ケラチン」でできていますが、このケラチンはアミノ酸のシスチンやメチオニンで構成されています。

さらに毛に色を付けているメラニン色素ですが、合成にはアミノ酸のチロシンとミネラル成分の銅が必要です。補酵素やミネラルを考えれば他にもビタミンB群、それに亜鉛も必須栄養素です。

人間では植物性のタンパク質を摂取する方が、脂肪も付きにくく血行不良などの心配もありませんが、犬は人間と違い肉食動物から進化しています。身体の基本構造は人間と違い汗腺から分泌する皮脂は被毛の保護に必要です。

良質なたんぱく質と脂肪分をしっかりと補給しましょう。

犬の皮膚に必要な栄養成分は?

空気が乾燥する冬では肌の潤いを保つために、細胞間脂質の「セラミド」の生成を促す必要があります。人間でも重要な成分ですが、犬猫の表皮は人間に比べ非常に薄いのでよりケアが必要になります。

セラミドの合成を促すにはビタミンB群のナイアシン、コリン、イノシトール、パントテンとヒスチジンの組み合わせが有効です。

犬の状態に合わせた栄養管理は専門家を頼ろう

上記の栄養成分がどの程度必要になるかは種類や飼育環境で変わってきますので、何をどのくらい与えればいいかは猫の肌の状態や被毛の状態をしっかりと確認した上で判断するしかありません。

ご自身で判断するのは難しいでしょうから、専門家に見てもらい相談にのってもらって下さい。

本来トリミングとは健康を維持するための物ですから栄養学を理解した経験豊富なトリマーに定期的に管理をお願いするのが一番です。犬は人間に比べれば成長も老いていくのも早い動物ですから、数ヶ月もすれば全く違った健康状態になっていることも珍しくありません。飼い主だけで健康を維持管理するのは難しいでしょう。

一応症状と対策を記載しておきますの参考にしてみて下さい。

皮膚被毛の冬対策は症状に合わせて行おう

前述の通り相手は動物ですからこうすれば大丈夫ということはありません。特に犬は犬種によって全く違った身体的特徴があります。犬の状態をみて判断し、何がどれくらい必要なのかや最適な栄養バランスを探っていきましょう。

一応下記に冬に出やすい症状と各栄養素の働きを記載しておきます。

皮膚の乾燥やフケが見られたら、亜鉛やリノール酸、ビオチン不足

潤いを保つには皮脂の脂分やビタミン、それらの合成に必要な亜鉛が不足していることが考えられます。

フケに関しては以下の投稿をご覧下さい。

犬のフケを予防するカギは餌の栄養分にあった!改善の為の食事とは?

セラミドは皮膚の水分保持の70%~80%を担っていると言われていますので、乾燥を防ぐ為には生成を促す栄養をしっかり補給しましょう。

「ビオチン」はビタミンB7、ビタミンHとも呼ばれるあまり聞きなれない栄養素ですがアトピー性皮膚炎の治療に用いられることがあります。また皮膚の炎症を引き起こすヒスタミンの前駆体のヒスチジンを尿中に排泄する働きがあります。

犬に与えたところ脱毛や毛質の柔らかさが改善したとの研究結果も出ています。

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冬を過ごす犬のために食事改善の2つの提案

皮膚や被毛の為に摂取するタンパク質や脂肪分は冬の時期を考えれば少し増やしたいところですが、それには2つの方法があります。

冬用のフードに変更し犬の冬支度を助けよう

ドッグフード自体を季節ごとに変更することは最も簡単で有効かもしれません。春や秋などの気候を標準と考え、栄養成分を数値的に考えてタンパク質や脂肪分の多い少ないを比較してフードを選択する方法です。

フードのローテーションは胃腸に負担が掛かったり、好き嫌いの原因を作る事に繋がるといったデメリットもありますが、逆に言えばそれらを克服するチャンスでもあります。

家庭環境で飼育されていたとしてもいつでも好きなものが食べられるとは限りません。

フードの製造が休止したり、流通が滞ったり、リニューアルなどで製品が変わることもあります。万が一災害などが起これば入手が困難どころか、食事自体を与えられるかもわかりません。そうした事態に備えることを犬自身ができませんから飼い主としてできることをしてあげましょう。

メリットとしては多くの栄養素を摂取することができるようになるという点、主原料のタンパク源を変更する事ができるのでアレルギーのリスクを減らす事ができるという点があげられます。

長毛種や冬の被毛を育てるおすすめのフードはニュートロの「ワイルドレシピ」「アカナ」ですが、極端に原材料が違うフードでは切り替えは慎重に行いましょう。

ドッグフードにサプリメントを添加し栄養バランスをコントロール!

2つ目はサプリメントを併用することです。

ドッグフードにはいくつかのデメリットがありますが、サプリメントを併用することでそれを補い、季節や飼育環境に合わせた最適な栄養管理を実現する事ができます。

ドッグフードのデメリット!犬にとって理想の食事と言えない4つの理由

良質なフードを選んだとしても人間の手で加熱加工された保存食である以上天然の栄養成分には及びません。サプリメントを併用すれば不足しがちな栄養を手軽に摂取できますから、高額なフードでなくともコストパフォーマンスを飛躍的に向上することが可能です。

犬にサプリメントはおすすめ!効果的な5つの理由と選び方の3つのポイント

ベースフードは「セレクトバランス」のような脂肪分が少なめのフードなどが良いと思います。

犬の為の冬めしのトッピングはゆで卵もおすすめ

卵は完全栄養食と言っても良いほどタンパク質のバランスに優れていますので当店でもトッピングに使用しています。

犬ご飯は手作りよりもトッピング!ペットショップの犬めしを紹介

でこの卵ですが以前の投稿では調理方法の違いで栄養価が変わる事まで説明していませんでした。なので今回はそこのところも解説してみたいと思います。

卵は調理方法や加熱時間で栄養価や吸収率が変わる

加熱することでビタミンB群は若干の栄養損失がありますが、ビオチンの吸収率は上がります。卵白に含まれる「アビジン」はビオチンの吸収を阻害する働きを持っていますが、加熱することで変性し働きが失われます。

生と半熟と固ゆででは栄養吸収率も若干変わります。半熟が最も吸収率が高く約96%です。固ゆでは菌の繁殖等のリスクは減りますが消化吸収率は少し下がり、消化にかかる時間は半熟の倍程度になります。

店ではゆで卵の方が混ぜやすく安全性が高く腹持ちが良いのでそうしていますが半熟で与えても良いでしょう。

冬にこそ犬に与えたい最高のサプリメントをご紹介!

冬に必要な活動の為の熱量、体温を逃がさないための脂肪、補酵素としての加熱に弱い脂溶性ビタミン。その全てを含んだサプリメントが鮪の油です。

炎症を抑えるEPA・DHAも豊富で様々な健康効果が期待できます。しかも非常に経済的です。犬の体調や様子に合わせて必要な分の微調整もしやすくおすすめです。

その効果やコスパの詳細は下記投稿をご覧下さい。

教えたい!犬にEPA&DHAを補給するならアンチノール以上の商品がある

まとめ

犬も人間も皮膚や毛の基本構造は同じですが、それでも若干の差異があります。一つの毛穴に対しての被毛の数が多かったり、表皮が薄かったり。それに皮脂の分泌量など。

必要な栄養成分は同じでもその違いを考えれば人間と犬では同じ栄養バランスで良いわけがありません。もっと言えば犬種によっても変わります。

出来る出来ないではなく考えるだけでも結果は違ってきます。飼い主の考え方が変われば犬の見方が変わり普段気が付かなかったことに気づくようになるかもしれません。

犬を飼育することで飼い主が学習することもきっと多いでしょう。

誰かのために何かできるような人になるために犬が教えてくれることがきっとあります。それこそが犬を飼う意味なのかもしれません。

皮膚の状態から不足しがちな栄養素を知る事ができます。そして犬との生活は同じ季節を何度も共に過ごすことになります。冬の乾燥や冷えが影響をどのように及ぼすかを知れば次の冬は快適に過ごせるように逞しく成長しているでしょう。きっとあなたも

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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