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ポメラニアンの優良ブリーダーの子犬を見て育て方を考えてみた

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ペットショップチロルの息子です。

ポメラニアンの優良ブリーダーさんの子犬を飼い始めたお客様がいたので魅せていただきました。

ポメラニアンに限らず名の通ったブリーダーさんの犬は繁殖者の特徴が良く出ていますが、その子犬もおそらくそうなのでしょう。ペットショップで見かける犬とは全く違いましたから。しかしよくよく考えるとポメラニアンの優良血統犬てなかなか犬としての飼育難易度が高い気がします。

というわけでポメラニアンの優良ブリーダーの子犬の飼い方を考察してみました。

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某有名犬舎のポメラニアンの子犬は芸術的な完成度!

たかだか1頭の子犬をみただけですからあくまでうけた印象のお話です。そもそも大ベテランの先輩にあたる方の犬を評価するような立場にはいませんから。

犬がかわいいかどうかは受け取る側の感じ方なので、かわいい=犬質の良い犬というのは違いますが、とにかくインパクトはありました。

的確な表現が難しいのですが有名な美人モデルをみた時やテレビで女優さんが出ていると女性お笑い芸人と顔の大きさや頭身を比べられますが、まさにそんな感じで一般のポメラニアンとは同じ犬種とは思えないほどです。

この犬の容姿を固定化して繁殖するまでには相当な苦労があっただろうなと、ただただ感心してしまいました。

顔立ちは確かにかわいらしく目もぱっちり。顔のパーツがバランスよく集まっていて頭骨も丸く形が良いですね。耳の大きさもリボンのように印象的です。

毛の質や艶も美しく光沢があります。やわらかくしなやかでコシがあり、子犬ながら毛量は多く申し分ない状態です。サイズはとても小さく体色もきれいでした。

すでに美しくかわいらしい犬に育つことを約束されたような犬ですね。ただこの子犬を飼うのはなかなか大変そうです。

ポメラニアンの歴史からスタンダードを考える

この犬の飼育が難しい理由を語る前に、そもそもポメラニアンという犬がどういう犬なのかを話した方が良いかもしれません。

と言っても僕もあまり詳しくありませんが、一応知っている範囲での話。

原産国は名前のとおりポメラニア地方ですが、祖先はジャーマンスピッツだろうと考えられています。1880~1900年頃にはほぼ現在のポメラニアンとして確立されていたようで王族の寵愛を受けた愛玩犬として知られています。

丈夫な犬ですが小型犬に多い気管虚脱や膝蓋骨脱臼には注意が必要です。遺伝性疾患はほとんどなく稀に黒斑病という遺伝性の皮膚疾患から脱毛が発症することがあります。

さてこのポメラニアンですが遺伝的疾患もほぼありませんし、気管虚脱や膝蓋骨脱臼は犬種的な疾患というよりも小型犬に共通してみられる疾患ですので、健康面でのリスクは少なく飼育は容易に思えます。

実際僕の経験上、小型犬の中では家庭環境での飼育で健康トラブルを引き起こすことはそう多くなかったと記憶しています。

ただ犬種としてみると愛玩犬として確立された犬ですので個人的にはなかなかスタンダードというものの考え方が難しい気がするのです。

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ポメラニアンのスタンダードと健康

TinaKirk / Pixabay

ドッグショーにはほとんど関わっていませんので偉そうなことは言えませんが、犬種として考えれば使役犬でも作業犬でもない愛玩犬です。その犬種の成り立ちから考えても犬種のスタンダード=健康的な犬と断定できないと個人的には思います。

犬の特性は環境に適応するためや、使役に特化した身体へと人間が手をかけて作出したものが多いのですが、ポメラニアンのような愛玩犬は見た目の美しさが優先されているのでしょう。多分。

ですから先日の子犬を冬に迎える準備の話に合ったようなサイトハウンドのスタンダードとはまるで話が違います。

僕の考えではポメラニアンのような愛玩犬は犬種のスタンダードに沿った犬が良い犬とは自信をもってハイと言えないのです。

某有名犬舎のポメラニアンの子犬の飼育は難しい

正直に言えば美しさに特化し過ぎているので栄養管理にはコツがいるのではないかというのが感想です。

遺伝的なリスクはないとしてもこれだけサイズが小さければケガのリスクは当然考えられますし、筋肉量や骨量は軽さと強度が計算されたギリギリのバランスで保たれていて、サイズ以上の毛量を蓄えています。

身体的特徴はペットのポメラニアンとは大きな違いを感じましたし、コンパクトなサイズの割には体重がありますからフードの選択もなかなかシビアになってきます。ベストなコンディションを保つには季節や飼育環境に合わせた繊細な配慮が必要になりそうですし、総合的に考えればやはり飼育初心者には犬質を維持するのは難しいと思います。

もしかしたらこういうタイプの犬にこそグレインフリーのフードはおススメなのかもしれませんね。もしくは高品質なプレミアムフードやナチュラルフードにトッピングやサプリメントで最適な配合を探るなんて配慮が必要になりそうです。

最後に

人間でもアスリートの奥さんは食事に気を使うと言いますから、似たようなものかもしれません。いずれにしてもかわいいから飼いたいと気軽に飼育を始めるのは畏れ多い気がします。

飼い主の方はポメラニアンファンシャーですし、世話をするのは苦になるどころか楽しいでしょうから心配はしていません。グリーントライプを買い与えている様な方ですから犬に対する愛情の深さは僕の知る限りトップクラスです。

とりあえず犬好きでない僕には手に余る犬であることは事実です。誰かが飼っている良い犬を時々見て勝手な妄想している方が性に合っていると改めて思いました。

結局なんだかんだ言いつつ言いたい放題でしたが、本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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